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大谷翔平はブ軍エース+主砲を1人で体現 米メディアが希少性を表現「MVP以上の価値」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、1918年のベーブ・ルース以来となる年間2ケタ勝利&2ケタ本塁打を達成。ここまでMLB自己最多の14勝、リーグ4位の34本塁打を記録している。60本塁打を放っているアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)とのMVP争いが米国でも注目される中、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は今季の大谷がブレーブスのエースと中心打者を合わせた存在であると指摘している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

FOXスポーツが大谷の投打の成績に注目

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、1918年のベーブ・ルース以来となる年間2ケタ勝利&2ケタ本塁打を達成。ここまでMLB自己最多の14勝、リーグ4位の34本塁打を記録している。60本塁打を放っているアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)とのMVP争いが米国でも注目される中、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は今季の大谷がブレーブスのエースと中心打者を合わせた存在であると指摘している。


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「FOXスポーツ」は、大谷のマニアとして知られるベン・バーランダー氏の署名記事を公開。「アーロン・ジャッジはMVPに値する。それでもショウヘイ・オオタニはそれ以上の価値を持つ」と見出しが付けられている。

 エンゼルスは借金19でア・リーグ西地区3位。一方、ヤンキースは同東地区1位で、大谷とジャッジのMVP争いはチーム成績からジャッジ優位であるとの意見もある。しかし、記事では「マイク・トラウトは3度MVPを獲得しているが、プレーオフには1度しか行っていない」「過去6年間で12人の選手がMVPを受賞したが、5人はプレーオフに進出していない」などと、プレーオフ進出とMVP争いはさほど関係がないと主張している。

 さらには「もしヤンキースとエンゼルスがジャッジとオオタニをトレードしても、エンゼルスは強いチームにはなれないだろう」と指摘。そのうえで今季の大谷が、ブレーブスのエースであるマックス・フリードと、主砲のオースティン・ライリーを足し合わせたような成績を残していることを紹介している。

 大谷は今季153回を投げて14勝8敗、防御率2.47に奪三振203。一方フリードは大谷よりイニング数が多い180回だが、13勝7敗で防御率2.50、奪三振167となっている。打者で比較されたライリーは打率.278、37本塁打、92打点。OPS.887だが、大谷は打率.271、34本塁打、93打点。OPSは同じ.887となっている。

 ブレーブスの投打の柱級であると表現されている大谷について、記事では「投打でエリートレベルの選手である限り、彼を倒すことは出来ない。オオタニは希少を超えたことをやっている。前代未聞だ」「そういう意味で、最も価値のある選手はショウヘイ・オオタニとなる」とされている。

(THE ANSWER編集部)




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