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大谷翔平の「この世のものと思えない」凄さ エ軍女房役が驚いた100マイル新球の秘密

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季投手として11勝、野手としても30本塁打をマーク。ベーブ・ルースでも達成できなかったMLB初の偉業「年間10勝&30発」を成し遂げている。投手としては新球を導入するなど進化を止めない二刀流。女房役のマックス・スタッシ捕手は「この世のものとは思えない」と飲み込みの早さに驚いている。

アストロズ戦に「3番・投手兼DH」で先発し、8回1失点と好投したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
アストロズ戦に「3番・投手兼DH」で先発し、8回1失点と好投したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

スタッシが新球シンカーに驚き

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季投手として11勝、野手としても30本塁打をマーク。ベーブ・ルースでも達成できなかったMLB初の偉業「年間10勝&30発」を成し遂げている。投手としては新球を導入するなど進化を止めない二刀流。女房役のマックス・スタッシ捕手は「この世のものとは思えない」と飲み込みの早さに驚いている。


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 8回111球の力投を見せた3日(日本時間4日)のアストロズ戦では、100マイル(約161キロ)のシンカーで右打者マコーミックから見逃し三振を奪った。このボールに関して、スタッシは「あれはエリート中のエリートの球だった」と衝撃を受けた様子だったと米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」の記事で伝えられている。

 今季から新球シンカーを披露している大谷。フォーシームと大きく変わらない速度で、右打者の内角に食い込むような軌道を描く。これまでも武器にしていたスライダー、スプリットなどに加え、更に投球の幅を広げることになった。

 記事でスタッシは「(普通は)何年もかけて球種を習得するものだ。どのようにスライダーを投げるのかとかね」としながら、大谷の習得の早さについて「彼の手の置き方とスピンの掛け方を気づく力は、この世のものとは思えないよ」と語ったことが伝えられている。

 シンカーに関してスタッシは「間違いなく良くなっている。コマンドも良くなっているし、感覚も良いだろう。新球種だ」と手応えを感じている様子。「これぞショウヘイのストーリーだ。最初はある特定の方向へ行くが、彼はその登板の後半か、次の数イニングでやり方を変える。彼はそれ(シンカー)に手応えがあるよ」と、臨機応変に対応する投球を表現した。

(THE ANSWER編集部)

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