涙に終わった秦澄美鈴、優勝直後の世界女王から刺激「ただひたすら背中追いかけます」【世界陸上】
24日(日本時間25日)まで行われたオレゴン世界陸上に出場した女子走り幅跳びの秦澄美鈴(シバタ工業)が、現地で世界女王となったドイツ選手らとダブルピースで撮った写真をSNSに投稿し「ここで戦いたい。来れて良かった。ただひたすら背中を追いかけます」と記した。
世界陸上は決勝進出ならず
24日(日本時間25日)まで行われたオレゴン世界陸上に出場した女子走り幅跳びの秦澄美鈴(シバタ工業)が、現地で世界女王となったドイツ選手らとダブルピースで撮った写真をSNSに投稿し「ここで戦いたい。来れて良かった。ただひたすら背中を追いかけます」と記した。
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日本人6大会ぶり4人目の出場となった秦。1本目はファウルに終わり、2本目は6メートル39を跳んだ。3本目は6メートル38(追い風1.6メートル)にとどまり、全体20番手で終戦。上位12人による決勝に進めなかった。
26歳の日本選手権女王。世界選手権の競技を終え、取材エリアではぽろぽろと涙をこぼし、「悔しくてしかたないです。この舞台で結果を残したい。しっかり、もっともっと準備をしている人が勝つんだなと思いました」などと語っていた。
大会を終え、秦はツイッターに1枚の写真を投稿した。金メダルを獲得したマライカ・ミハンボ(ドイツ)と銀メダルを獲得したエセ・ブルーメ(ナイジェリア)と3人で写った1枚。ブルーメが自撮りしているような構図。メダル決定直後、客席付近で撮られたようだ。
大阪・八尾市出身で、169センチの長身。決勝をその目に焼き付けた様子の秦は「決勝のときの会場の熱とか、一体感とか、人とか歓声とか心に全部焼き付いて忘れられない」と大いに刺激を受けた様子。「ここで戦いたい。来れて良かった。ただひたすら背中を追いかけます」と記していた。
(THE ANSWER編集部)