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「戦争を止めたい」 世界陸上を戦うウクライナ選手が涙目で告白「良いニュースを…」

いつ“普通の生活”に戻れるのか、マフチフ「ウクライナ人は一生覚えている」

 一方、ドニプロペトロウシク州生まれのマフチフは「欧州選手権の後に帰れることを願っているけど、もしできなければシーズン後に帰るわ。戦争が続いていても、関係なく自分の判断で帰ります」と説明。これまでの大会で他の選手たちと交流し、「声をかけてきて、サポートしてくれました。とても嬉しかったわ」と明かした。


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 3月にセルビアで行われた世界室内陸上選手権で優勝。世界陸上は前回19年ドーハ大会で準優勝だった。母国でも注目を浴びる存在。世界に向けてメッセージを発信する必要性について、気丈に答えた。

「もちろん、(プレッシャーを)少しは感じるわ。でも、このことを考えるたびにジャンプに支障をきたすので、自分のジャンプにだけ集中するようにしているの。コーチは常に『いいトレーニングをしてきた。今は大会の結果を見せる時。厳しいトレーニング積んできたのだから、あとは跳ぶだけだ』と言ってくれます」

 いつ“普通の生活”に戻れるのか。この問いには「ウクライナの人々は一生このことを覚えている。戦争が終わったとしても、そのあと多くの街を立て直さなきゃいけない。とても難しいことだから、この問いに対する答えはないわ」。決勝は2日後の19日(同20日)に行われる。

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)




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