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10年ぶり復活のやり投げ・ディーン元気、世陸の決勝進出へ「アベレージは前より上」

15日開幕のオレゴン世界陸上代表に選出された男子やり投げのディーン元気、女子4×100メートルリレー代表の兒玉芽生(ともにミズノ)が2日、オンラインで取材に応じた。

6月の日本選手権に出場したディーン元気、10年ぶりの復活優勝を飾った【写真:Getty Images】
6月の日本選手権に出場したディーン元気、10年ぶりの復活優勝を飾った【写真:Getty Images】

世界陸上へ、ディーン元気&兒玉芽生がオンライン会見

 15日開幕のオレゴン世界陸上代表に選出された男子やり投げのディーン元気、女子4×100メートルリレー代表の兒玉芽生(ともにミズノ)が2日、オンラインで取材に応じた。


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 2012年ロンドン五輪代表で30歳のディーンは、6月の日本選手権で10年ぶり2度目の復活優勝。世界ランクで出場権を獲得した。世界陸上は初出場となる。10年ぶりとなるシニアの世界大会へ「率直に嬉しい気持ちとワクワクしている気持ちがあります。本番までの過程を楽しみしている。出場した国際大会で予選落ちはないので、今回も決勝にいきたい気持ちが強いです」と心待ちにした。

 この10年は怪我など紆余曲折がありながら前を向いて努力を続けた。「怪我をしっかり治す取り組みに凄く時間を割いた。そこからやりを投げるために試行錯誤する時間が増えた」。2017年は休養に専念。心身ともに回復し、復帰後はフィンランドで合宿をするなど80メートル超の好記録をマークしていった。

 安定感を欠いた投てきが続いたが、今年は違うという。

「それ(80メートル超えの投てき)から試合で110%、120%出そうとして崩れることが多かった。焦りが多かったのは自覚としてはあるので、それが尾を引いた。そういうのを含めて(最近は)大人になったのかなというのが一番の感想です。僕は10年前よりアベレージは上がっている。10年前より3投以内に予選を通過する自信がある」

 今後はフィンランドで最終調整し、米国入りする。「予選を通る準備をしていきたい。強豪と投げた方がくらいついて自分の投てきが良くなる。世界陸上では自己ベストは勝手に出てくると思う。記録を意識せずに自分の技術に集中すれば、来年の世界陸上の参加標準、自己ベスト、日本記録がついてくる。まずはそういう記録を意識せずにやりたい」と語った。

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