大谷翔平には「頼れる選手がいないと…」 トラウトら“飛車角落ち”の8回13Kに米指摘
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、22日(日本時間23日)まで行われたロイヤルズ戦で連日の大暴れ。21日(同22日)に3ラン2本を含むキャリアハイの8打点を記録し、翌日の登板で8回2安打無失点。メジャー自己最多の13奪三振をマークし、6勝目を挙げた。マイク・トラウト外野手ら主力がスタメンから外れる中の快投。米メディアは「もしかすると、自分以上に頼れる選手がいないことを理解していたのかもしれない」と指摘している。
トラウトら不在の中で6勝目をマーク
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、22日(日本時間23日)まで行われたロイヤルズ戦で連日の大暴れ。21日(同22日)に3ラン2本を含むキャリアハイの8打点を記録し、翌日の登板で8回2安打無失点。メジャー自己最多の13奪三振をマークし、6勝目を挙げた。マイク・トラウト外野手ら主力がスタメンから外れる中の快投。米メディアは「もしかすると、自分以上に頼れる選手がいないことを理解していたのかもしれない」と指摘している。
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大谷は「3番・DH」で出場した22日の試合で3ラン2発を含む8打点。チームは敗れたが打力を見せつけた。延長11回を戦い抜いた翌日、今度は「2番・投手兼DH」で先発登板。疲れを感じさせない力投で、今季最長の8回を投げて2安打無失点。メジャー自己最多の13奪三振で、今季6勝目を記録した。
この試合について米放送局「NBCスポーツ」のファンタジースポーツ&ベッティング専門メディア「NBCスポーツエッジ」は「ショウヘイ・オオタニが8打点の活躍の後に13奪三振」との見出しで掲載。「ショウヘイ・オオタニは2日間、多くの面で最高の仕事をやってのけた」と活躍を称えた。
今季打撃が覚醒しているウォードこそ出場したが、トラウト、ウォルシュがスタメンから外れ、故障でレンドンも不在。しかも守護神イグレシアスは登板しないことが決まっていた試合だった。記事では「もしかすると、自分以上に頼れる選手がいないことを理解していたのかもしれない」と大谷の心情を想像している。
エンゼルスは今月メジャー初出場を果たしたマッキノンが5回に犠飛を放って1点を先取し、7、8回にそれぞれ2点を加えたものの、記事では「マッキノンが均衡を破る犠牲フライを打つまで無得点だったため、前半はオオタニの働きを無駄にするところだった」とも指摘した。開幕後、一時は貯金11とするなど好調だったエンゼルス。しかし、今月8日(同9日)までに悪夢の14連敗を喫するなど勢いが止まり、現在は34勝38敗と借金4になっている。
(THE ANSWER編集部)