怒ったコーチが敵選手をボコボコ 海外ボクシングの珍事が話題「映像が世界中に拡散」
海外ボクシングでコーチが相手選手に殴りかかる珍事が話題を集めている。南アフリカで行われた5月29日のフェザー級10回戦。ジェフ・マガーヌがシテムビソ・マドゥナ(ともに南アフリカ)に判定勝ちした。しかし、試合直後に敗者のコーチが勝者をボコボコに。動画が拡散し、海外メディアも「映像が世界中に拡散」と注目した。
南アフリカで起きた珍事とは
海外ボクシングでコーチが相手選手に殴りかかる珍事が話題を集めている。南アフリカで行われた5月29日のフェザー級10回戦。ジェフ・マガーヌがシテムビソ・マドゥナ(ともに南アフリカ)に判定勝ちした。しかし、試合直後に敗者のコーチが勝者をボコボコに。動画が拡散し、海外メディアも「映像が世界中に拡散」と注目した。
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コーチの怒りが沸点に達した。試合終了のゴングが鳴った直後、勝利を確信したマガーヌは相手を挑発するように両腕で力こぶをつくった。コーナーに登って大喜び。リングに上がった敗者のコーチは、勝者と何か言葉を交わした。その直後、スイッチが入ったように右、左とフックを入れ、ボディー、アッパーと連打を繰り出したのだ。
陣営が慌てて止めに入る事態になり、ツイッター上で動画が拡散した。ロシア放送局「ロシアトゥデー」も「ボクシングのコーチが相手選手をリング上で殴り始める」の見出しで注目。「ボクシングのリングの上で繰り広げられる光景は全て見てきたと思ってきたが、それが間違っていたと証明された。南アフリカでの映像が世界中に拡散されたからである」と前代未聞の珍事だと強調した。
記事では「マドゥナ(敗者)のコーチ、マイケル・セディアーヌ氏が試合終了直後にリングに立ち、相手選手のジェフ・マガーヌに殴りかかったのである」と描写を報道。「勝利を確信したマガーヌ。マドゥナを馬鹿にしながら自らを祝い始めたことに、スポーツマンシップに反する行為であるとセディアーヌ氏が怒ったとされている」と説明した。
記事によると、今回が2度目の対決。昨年2月にはマドゥナが2-1で判定勝ちした。「再戦は緊張感が高まっていた」と経緯がつづられ、再戦はマガーヌの勝利で1勝1敗となった。コーチのセディアーヌ氏には何らかの処分が下されるという。
(THE ANSWER編集部)