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新谷仁美、7月世界陸上マラソン代表入り 「二度と走りたくない」から一変、挑戦意欲

日本陸上競技連盟は29日、オンラインで会見し、7月のオレゴン世界陸上マラソン日本代表を発表した。6日の東京マラソンに挑戦した新谷仁美(積水化学)が代表入りした。

新谷仁美(3月6日撮影)【写真:編集部】
新谷仁美(3月6日撮影)【写真:編集部】

オンライン会見

 日本陸上競技連盟は29日、オンラインで会見し、7月のオレゴン世界陸上マラソン日本代表を発表した。6日の東京マラソンに挑戦した新谷仁美(積水化学)が代表入りした。

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 すでに内定していた男子の鈴木健吾(富士通)、女子の一山麻緒(ワコール)のほか、男子は星岳(コニカミノルタ)、西山雄介(トヨタ自動車)、女子は松田瑞生(ダイハツ)、新谷が選ばれた。

 1万メートル日本記録を持ち、東京五輪同種目代表の新谷は、13年ぶりマラソン挑戦となった6日の東京マラソンで2時間21分17秒の7位だった。レース後は「二度と走りたくない」とトラックを主軸にすることを示唆していたが、日本陸連は改めて書面で出場意思を確認。本人の署名入りで挑戦する旨の返答があったという。

 安藤友香が名古屋ウィメンズで2時間22分22秒の日本人トップ3位だったが、中長距離・マラソンシニアディレクターの高岡寿成氏は「安藤さんと比較して新谷さんが1分5秒上回っていたので選ばせていただいた。安藤さんも非常にいいレースだったが、同じようなラップを刻む中で最終的に新谷さんが上回っていたことを評価した」と説明。新谷はトラックの日本記録を持っており、同氏は「マラソンに対してさらに良い記録を期待できるのではないかと思っています」と話した。

(THE ANSWER編集部)

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