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B1史上最多の圧巻26リバウンド A東京・サイズ、名作漫画の“金言”を体現した奮闘

なぜここまで多くのリバウンドを取れるのか、「『取れる限り取ろう』という意識」が大切と話す【写真:ALVARK TOKYO】
なぜここまで多くのリバウンドを取れるのか、「『取れる限り取ろう』という意識」が大切と話す【写真:ALVARK TOKYO】

「一つでも多く」ではなく「取れる限り取ろう」という意識

 今季のサイズはベンチスタートが多く、平均出場時間も26分ほどに抑えられていた。他の外国籍選手より少ない出場時間でB1最多のリバウンド獲得数を記録していた選手が、普段より10分近く多くプレーするのだから、これくらいの数字になるのは当然かもしれない。


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 9日の新潟アルビレックスBB戦でも、サイズは34得点23リバウンドを記録している。そして中6日の秋田戦で、彼は34分56秒の出場で18得点26リバウンドを叩き出した。

 ルカHCは、試合後にこう述べていた。

「秋田はオフェンスリバウンドが強いチーム。我々のビッグマンが相手のセンター陣に、オフェンスリバウンドを取られなかった」

 サイズの奮闘についてはこう口にする。

「エネルギッシュで、フィジカル面も素晴らしい。ビッグマンの核となる選手で、チームに貢献している。試合ごとに良くなっているので、チャンピオンシップに向けて、彼の活躍はチームにとって欠かせない」

 試合直後のヒーローインタビューでは、日本語で「ツカレタ」とぼやいていたサイズだが、記者会見では普段のエネルギッシュな姿に戻り、出場時間の長さについて問われると、こう言い切っていた。

「40分出るならフルに出し切るメンタリティで、常に全力でプレーすることを考えている。分数は特別に考えていません」

 そして26本というリバウンド数については、自分の“貪欲さ”を理由に挙げ、「『一つでも多く』ではなく『取れる限り取ろう』という意識があります。リバウンドの数が増えれば増えるほど、チームは勝利に一歩近づける。今後の試合でもリバウンドと、他の役割を果たしたい」と、さらなる活躍を誓っていた。

(大島 和人 / Kazuto Oshima)




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