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危機的状況で輝いた2人のバスケ日本代表 CS進出“黄信号”、Bリーグ三河を救えるか

“一戦必勝”の三河でレベルアップできるか

 それでも今、直面している壁も乗り越えれば大きくステップアップできる。シェーファーはそう信じている。


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「トム(・ホーバス)さんのバスケはフリーランスというか、みんなが自由に動き回るんですけど、ビッグマンはそこを整える、ポイントガードとは別の司令塔のような役割、いろいろな選択肢の中から、その場その場で最善の選択をすることが求められる。それがめちゃくちゃ難しい。バスケットIQを高めて、試合の中でもっと頭を使い続けて、最終的には頭を使わなくてもそれができるようになることが最終的な目標です。それは代表だけでなく、どのチームでも生きてくると思っています。純粋なスキルのレベルアップ、自分にできることを増やしたり3ポイントシュートの精度を上げたり、もっとゴール下で落ち着けるようにならなければいけないし、本当にやることがたくさんあります」

 言い換えれば、それだけ伸びしろがあるということだ。

「まずはここからCSに向けて上げていかなきゃと思っています。今季はオフェンスが課題だったなかで、今日はオーバータイムだったとはいえ100点取って勝てたことが自信になった。新加入選手もいるので、もっともっとコミュニケーションを取ってチームとしての統一を図れれば、良くなっていくと思います」と巻き返しを誓う。

 三河にとって、CSに向けて残り全試合が“一戦必勝”という終盤戦。そのすべてが日本代表戦士の成長の糧となり、チームを高みへと導いていく。

(山田 智子 / Tomoko Yamada)




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山田 智子

愛知県名古屋市生まれ。公益財団法人日本サッカー協会に勤務し、2011 FIFA女子ワールドカップにも帯同。その後、フリーランスのスポーツライターに転身し、東海地方を中心に、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケートなどを題材にしたインタビュー記事の執筆を行う。

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