八村塁が今季初出場、豪快ダンクの動画を球団が公開

　米プロバスケットボール（NBA）・ウィザーズの八村塁は9日（日本時間10日）、敵地マジック戦で今季初出場を果たした。第2クオーター（Q）には復活のダンクを披露するなど、出場14分8秒で6得点、3リバウンド、1アシストだった。球団公式ツイッターはプレー動画を公開。チームは102-100で勝利を飾り、20勝20敗で勝率を5割に戻した。

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　八村のNBA3シーズン目が2か月半遅れで“開幕”した。ベンチスタートとなった中、13-8の第1Q残り6分30秒からコートに登場。ボールを持つ場面は少なく、左コーナーから放った3ポイントシュートはリングに嫌われた。残り1分55秒にベンチに下がり、第2Qは3分15秒から出場。果敢にドライブを試みてファウルを誘うと、2本目のフリースローを決めて今季初得点をマークした。

　第2Q残り6分39秒。相手マークが外れた瞬間にゴール下でボールを受けると、そのまま振り返って両手で豪快にリングへ叩き込んだ。ウィザーズ公式ツイッターは動画を公開。米ファンからは「アメージングな選手になって復帰だ」「俺たちはルイを待ってた」と待望の復帰だった。

　第3Q残り3分10秒ではドライブでゴール下までボールを運ぶと、後方へパス。味方がシュートを外したが、八村がリバウンドを奪い、またもダンクで得点を重ねて勝利に貢献した。

　今季は個人的理由によりチームへの合流が遅れ、10月20日（同21日）の開幕戦には間に合わず。昨年12月下旬の復帰予定も新型コロナウイルス感染防止のための健康安全プロトコルの対象となり、復帰できずにいた。チームの今季40戦目で初出場。3季目のさらなる飛躍が期待される。