大谷翔平が異業種の中継でも話題の種に

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手には競技の枠なんて関係ない。米テレビ局はグリズリーズ―トレイルブレイザーズの公式戦の中継で「スポーツ界全体においてテレビで必見の選手」を紹介。アナリストが「Shohei Ohtani」の名前を挙げている。

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　グリズリーズの公式戦を中継している米テレビ局「バリー・スポーツ・サウスイースト」のグリズリーズ専門ツイッターは、1本の動画を公開。トレイルブレイザーズ戦前にコートサイドで行われたアナリストのトークショーを紹介している。

　その中でアナリストのロブ・フィッシャー氏は「プレーオフが近づくと、リラードはテレビで必見の存在になりますね」とトレイルブレイザーズの3ポイントの名手を挙げた。その後の話題が「今夜のトピックです。スポーツ界におけるテレビで必見の選手」だった。

　フィッシャー氏が挙げた名前が大谷だ。「球界にたくさん必見の選手はいますが、ショウヘイ・オオタニは間違いなくそうです。ベーブ・ルース以来、お目にかかることができなかった。46本塁打、100打点。おお、投手でしたね。9勝2敗で防御率は3.18。打って、投げて全てをやってのけたんです。見ていて楽しかった」とハイテンションで語っていた。

　実況のピート・プラニカ氏はパッカーズQBアーロン・ロジャースをピックアップ。12シーズンプレーしたブレビン・ナイトは、タイタンズRBデリック・ヘンリーを指名し、ともにアメフト選手を選んだ。

　大谷は「コミッショナー特別表彰」や選手間投票の「プレーヤーズ・チョイス・アワード」の両リーグ年間最優秀選手に選ばれるなど、シーズン終了後も快挙続き。異業種のTV中継でも話題となり、他競技の識者からもスポーツ界必見のタレントとして認められていた。