ヤンキース戦に「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日（日本時間31日）、本拠地ヤンキース戦で一時勝ち越しとなる42号ソロを放つなど、4打数1安打1打点だった。今季途中までともにプレーした左腕アンドリュー・ヒーニーから飛距離431フィート（約131.36メートル）の豪快な一撃。米メディアからも「どこまで行ったんだ？」「宇宙まで運んだ」などと驚きの反応があがっている。

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　打った瞬間の一撃だ。5-5の同点で迎えた5回。先頭で打席に入った大谷は、相手2番手のヒーニーが投じた81マイルを引っ張った。打球は悠々とフェンスを越える、特大の42号。ホームインした大谷は、いつものようにベンチ前でホセ・イグレシアス内野手の熱烈な祝福を受けた。

　今季は同僚としてシーズンを迎え、7月31日にヤンキースへトレード移籍した左腕からの豪快な一発となった。実際の映像はMLB公式ツイッターが公開していたが、米メディアも続々と反応。米スポーツ専門局「ESPN」は「42号！　ショウヘイの本塁打数はエンゼルスのシーズン記録まであと5本まで迫ってきている」と公式ツイッターで速報した。

　エンゼルスの年間最多本塁打記録は、2000年にトロイ・グロースが放った47本塁打。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」も公式ツイッターで「どこまで行ったんだ？　ショウヘイ・オオタニが42号本塁打を放った」と投稿。カナダメディア「ザ・スコア」も「オオタニが宇宙まで運んだ」と大きな一発に驚きをツイートしていた。

　大谷の一発の後、一時は追いつかれたエンゼルスだが、8回に勝ち越して8-7で勝利。2連勝としている。