タイガース戦に「1番・投手」で先発

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日（日本時間19日）、タイガース戦に「1番・投手」で先発出場。8回の第4打席で右翼席へ今季40号ソロ本塁打を放った。打った瞬間それとわかる完璧な一撃を米メディアが映像で公開。米記者からも「40本塁打＆防御率2.82。こんなの見たことがない」などと驚きの声があがっている。

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　遂に大台到達だ。8回無死、大谷はタイガース2番手のシスネイロが投じた89マイル（約143.23キロ）を強振。打球は右翼席へ高々と上がった。打席の二刀流は手応え十分の様子で見つめる。右翼席深くへの一撃で、エンゼルスでは史上4人目の年間40本到達となった。敵地ながら、ボールを掴んだ子供も大喜び。この日は投手として8回まで1失点と好投も続ける中で、打撃でも見せた。

　飛距離430フィート（約131.06メートル）の実際の映像を米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターが公開。米記者からも続々と反応が寄せられている。

　米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者は「ショウヘイ・オオタニが40号を月までかっ飛ばした！」と自身のツイッターで速報。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者も「40本塁打＆防御率2.82。こんなの見たことがない。これが今年のショウヘイ・オオタニ」と驚きをツイートしていた。

　またMLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者も「ワオ。ショウヘイ・オオタニが球を打ち砕いた。自分を援護するソロ本塁打。タイガースファンでさえ彼に声援を送っている。これは今季40号で430フィート飛ばした。投手登板時としては今季2本目の本塁打となった」とツイッターで注目している。