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カシメロ、倒れたリゴンドーへの連続攻撃に米記者は指摘「賢明じゃない」「おいおい」

ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が挑戦者の同級4位ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に2-1の判定勝ち。4度目の防衛に成功した。初回、スリップしたリゴンドーへ、カシメロが容赦なくパンチを叩き込む場面も。実際の映像がSNS上に公開され、米記者も「賢明じゃない」「おいおい」などと反応していた。

カシメロは倒れた相手にも攻撃の手を緩めなかった【写真:Getty Images】
カシメロは倒れた相手にも攻撃の手を緩めなかった【写真:Getty Images】

WBO世界バンタム級タイトルマッチでカシメロは判定勝ち

 ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が挑戦者の同級4位ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に2-1の判定勝ち。4度目の防衛に成功した。初回、スリップしたリゴンドーへ、カシメロが容赦なくパンチを叩き込む場面も。実際の映像がSNS上に公開され、米記者も「賢明じゃない」「おいおい」などと反応していた。


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 初回、頭を下げてパンチをかわそうとしたリゴンドー。膝と片手をついてマットに伏し、レフェリーが遅れてスリップを告げた。その間、カシメロは倒れた相手にも攻撃の手を緩めない。顔面目掛けて右の拳を振り回し続け、ダウンと勘違いしたのか右手を上げて笑顔も見せた。リゴンドーは両手を広げ、納得いかない表情だ。

 実際の映像を米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」公式ツイッターが公開しているが、米記者たちも反応した。米専門誌「ザ・リング」のライアン・ソンガリア記者は「カシメロが初回にリゴンドーからダウンを奪うもレフェリーはダウン判定せず。カシメロは彼が倒れている間に3度殴った。賢明じゃない」とツイッターに記した。

 また米専門メディア「ボクシングシーン.com」のクリフ・ロルド記者は「彼(レフェリー)はリゴンドーが倒れているときにカシメロが3度ほど殴るのを止めなかった。おいおい」とツイート。レフェリーがスリップを告げるのが遅れたことで生まれたシーンでもあるが、倒れた相手への攻撃を指摘していた。

 この試合は前に出るカシメロに対し、リゴンドーがかわし続けたことで場内からブーイングも度々発生。判定にもつれ込んだものの、カシメロが勝利をつかんだ。

(THE ANSWER編集部)

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