敗戦まであと1球から2点タイムリー、塁上で三塁ベンチ方向に両手を2度掲げる

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。9回2死、敗戦まであと1球から2点タイムリーを放った。塁上では珍しく味方を煽るようなジェスチャーを見せ、脚光を浴びた。

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　クールな男も興奮していた。2-6で迎えた9回、1点を返し、なお2死二、三塁。大谷は3球で追い込まれたが、ファウルで2球粘り、カウント2-2で迎えた7球目、右腕グレイブマンの変化球にうまくタイミングを合わせ、弾き返してセンター前タイムリー。2者が生還し、一気に1点差に迫った。

　今季最多4万人超えのファンが詰めかけたエンゼルスタジアムは熱狂。すると、一塁に到達した大谷はエンゼルスナインがいる三塁ベンチの方向へ、万歳するように両手を2度掲げ、味方を鼓舞するような仕草を見せた。

　これに注目したのは、エンゼルス専門ポッドキャスト番組「Locked On Angels」の司会者ブレント・マグワイア氏。自身のツイッターに実際の動画をアップし、「ショウヘイ・オオタニが興奮している」と共有していた。

　試合には敗れたものの、バットでジェスチャーで味方を鼓舞した大谷。ここからさらにギアを上げていく。