「スタジアム・スーパー・トラックス」での一幕が話題に

　米オハイオ州で行われた自動車レース「スタジアム・スーパー・トラックス」で、ドライバー同士が“喧嘩”する様子が話題となっている。現地時間4日、ハンドルやヘルメットを投げつける実際の映像を英メディアが公開。「その光景は醜いが少し面白くもあった」などと伝えられている。

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　徐々にヒートアップしていった。2人のドライバーが、コース上で何か言い合っている。険悪な雰囲気だ。ヘルメットをかぶった1人が相手の頭を右手で思い切りひっぱたくと、叩かれたドライバーはからかうように飛び跳ねる。その後も言い争いは続き、今度はクラッシュした車両のハンドルを取り外し、フリスビーのように相手に投げつけるなどした。

　怒り心頭のドライバーはヘルメットを叩きつけるなど興奮。最後は消火器を使おうとしたのか、係員に制止されるところが映っていた。実際の映像を英紙「ガーディアン」のスポーツ専門インスタグラムアカウントが公開。「ドライバーたちが喧嘩を始めて、その光景は醜いが少し面白くもあった」などと文面で紹介した。

　F1なども報じる同紙は、公式サイトでも映像を公開。説明文では「ドライバーのビル・ハインズとボー・ルマスタスが火花を散らせた」「2人は向かい合い、ハインズがルマスタスを平手う打ちした。ルマスタスはタイヤを持って応戦した後、消火器を持って追いかけた。この喧嘩はハインズがルマスタスのトラックを止めて、その危険性についてルマスタスが抗議したことから始まった」などと伝えられている。