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【追憶の五輪♯6】2014年ソチ 19歳の羽生結弦が披露した美しき舞い…伝説の始まり

いよいよ平昌五輪が開幕する。9日の開会式を前に、8日はスキージャンプ男子ノーマルヒル予選が行われ、レジェンド葛西紀明(土屋ホーム)が8大会連続の出場を果たす。日本代表の戦いぶりを「追憶の五輪」と題し、大会ごとに振り返る。最終回は2014年の前回大会、ソチ五輪を振り返ってみたい。

ソチ大会の羽生結弦【写真:Getty Images】
ソチ大会の羽生結弦【写真:Getty Images】

メダル8個は国外開催では冬季史上最多、レジェンド葛西は冬季史上最年長でメダル獲得

 いよいよ平昌五輪が開幕する。9日の開会式を前に、8日はスキージャンプ男子ノーマルヒル予選が行われ、レジェンド葛西紀明(土屋ホーム)が8大会連続の出場を果たす。日本代表の戦いぶりを「追憶の五輪」と題し、大会ごとに振り返る。最終回は2014年の前回大会、ソチ五輪を振り返ってみたい。


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旗手:小笠原歩(カーリング)
主将:葛西紀明(スキージャンプ)

〇金(1)
羽生結弦(フィギュアスケート)

〇銀(4)
平野歩夢(スノーボード・男子ハーフパイプ)
渡部暁斗(ノルディック複合・個人ノーマルヒル)
葛西紀明(スキージャンプ・男子ラージヒル)
竹内智香(スノーボード・女子パラレル大回転)

〇銅(3)
平岡卓(スノーボード・男子ハーフパイプ)
伊東大貴、葛西紀明、清水礼留飛、竹内択(スキージャンプ・男子ラージヒル団体)
小野塚彩那(フリースタイルスキー・女子ハーフパイプ)

 メダル8個は国内で開催された1972年札幌、98年長野の2大会を除いた国外での大会においては最多だった。葛西は41歳254日でのメダル獲得。これは日本の冬季五輪における日本の史上最年長でのメダル獲得となった。またスキージャンプでのメダルは長野五輪以来でもあった。

【トピックス】
 この大会唯一の金メダルに輝いたのは当時19歳で五輪初出場の羽生だった。ショートプログラムで公式大会世界最高得点となる101.45点をマーク。フリーでは転倒するなど、本来の滑りはできず、178.64点にとどまったが、パトリック・チャン(カナダ)ら後続の選手も得点を伸ばせず、同種目では日本人初の金メダルを獲得した。

 今大会でも最大の注目選手に挙げられる羽生。団体戦も回避し、シングルにぶっつけ本番となる。逆境を跳ね返し、66年ぶりの男子シングル2連覇を成し遂げられるのか、世界中から注目が集まっている。

 前回の銀以上を目指す平野や、渡部、そしてレジェンド葛西…。見どころいっぱいの平昌。目が離せない日々が続きそうだ。

(おわり)

(THE ANSWER編集部)




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