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【追憶の五輪#1】1994年リレハンメル ジャンプ団体で“あの男”が悪夢の大失速

平昌五輪開幕まであと1週間。選手村の正式オープンが伝えられるなど、4年に一度の冬の祭典へ向けてのムードが高まってきた。日本代表の戦いぶりを「追憶の五輪」と題し、大会ごとに振り返る。第1回は夏季と冬季の開催年が分かれた後、初めて行われた1994年リレハンメル大会。

1994年リレハンメル大会時の原田雅彦【写真:Getty Images】
1994年リレハンメル大会時の原田雅彦【写真:Getty Images】

ノルディック複合団体は2大会連続金メダル

 平昌五輪開幕まであと1週間。選手村の正式オープンが伝えられるなど、4年に一度の冬の祭典へ向けてのムードが高まってきた。日本代表の戦いぶりを「追憶の五輪」と題し、大会ごとに振り返る。第1回は夏季と冬季の開催年が分かれた後、初めて行われた1994年リレハンメル大会。


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旗手:三ケ田礼一(ノルディック複合)
主将:橋本聖子(スピードスケート)

○金メダル(1)

阿部雅司、河野孝典、荻原健司(ノルディック複合団体)

〇銀メダル(2)

河野孝典(ノルディック複合個人)
岡部孝信、葛西紀明、西方仁也、原田雅彦(スキージャンプラージヒル団体)

〇銅メダル(2)

堀井学(スピードスケート男子500m)
山本宏美(スピードスケート女子5000m)

 夏季と冬季が2年ごとの開催となり、前回の1992年アルベールビル大会から2年後にノルウェーで行われた。日本代表は5つのメダルを獲得。ノルディック複合の個人種目では日本のエース・荻原健司は4位に終わったが、団体で巻き返し、2位のノルウェーに大差をつけて優勝。前回大会に続いて金メダルに輝いた。

【トピックス】

 スキージャンプラージヒル団体。日本チームは岡部、葛西、西方が大ジャンプを披露し、最終ジャンパーだった原田が着実に飛べば、金メダルという場面。しかし、原田のジャンプは大失速。全く距離が伸ばせず、大逆転で悪夢の銀メダルとなった。原田は号泣。メディアだけでなく、ファンからもバッシングを浴びる悲劇になった。

(続く)

(THE ANSWER編集部)




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