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気合いが空回りしたのか 「そうですね…」と5位後退、臼井麗香は逆転初Vを諦めない

女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ第3日が8日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で行われた。2位で出た22歳の臼井麗香(ディライトワークス)は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算8アンダーのまま4打差の5位に後退。ツアー初優勝へ、くらいつく姿勢を見せた。高橋彩華(東芝)が12アンダーで単独首位。

通算8アンダーで4打差5位の臼井麗香【写真:Getty Images】
通算8アンダーで4打差5位の臼井麗香【写真:Getty Images】

国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ第3日

 女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ第3日が8日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で行われた。2位で出た22歳の臼井麗香(ディライトワークス)は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算8アンダーのまま4打差の5位に後退。ツアー初優勝へ、くらいつく姿勢を見せた。高橋彩華(東芝)が12アンダーで単独首位。


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 臼井は諦めない。前半2番で6メートルを沈めてバーディー。4番は残り130ヤードから9アイアンで30センチにつけて伸ばした。しかし、1メートル以内のバーディーパットを2回外すなど波に乗れず。「1つも伸ばせていないので凄く苦しい一日でした」と後半は1つ落とした。

 1打差2位から4打差5位に後退。「気合いが空回りした感じか」と問われ「そうですね……。(途中では)周りも伸ばしていなくて焦りはなかったけど、残りホールが少なくなって、このままでは明日は優勝が見える位置ではないと思った」と吐露した。首位の高橋、3打差2位の大里桃子(伊藤園)は同じ1998年生まれの黄金世代。しかも、プロテストは渋野日向子(サントリー)と同じく2度目の挑戦で合格した共通点もある。

「考えたことはなかったけど、1年目に悔しい思いをした仲間が上にいると嬉しい気持ちはあります。同級生はみんな上手だし、誰が勝つかわからない。みんなで一緒に頑張れたらと思います。2人(高橋と大里)とも凄く安定しているし、同い年でも尊敬している。私もベストなプレーをして優勝争いしたい」

 今年は9試合で予選落ちは2度だけ。3戦目のTポイント×ENEOSでは優勝争いの末に5位に入った。「伸ばさないと優勝には届かないので攻めたいと思います。4打差は結構大きいと思うけど、やっぱり1位を目指して頑張るしかない」と気合いを入れた。

(THE ANSWER編集部)

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