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20歳安田祐香「憂鬱とは思わない」 “得意の雨”で冷静プレー、自己最高位へ好位置

女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOS第2日が20日、鹿児島・高牧CC(6424ヤード、パー72)で行われたが、降雨によるコースコンディションの不良で一時中断となった末、サスペンデッドとなった。4打差の9位で出た20歳の安田祐香(NEC)は5バーディー、2ボギーの69で回りきり、通算7アンダーで暫定8位。サイ・ペイイン(台湾)が11アンダーで同首位とした。

通算7アンダーで暫定8位の安田祐香【写真:Getty Images】
通算7アンダーで暫定8位の安田祐香【写真:Getty Images】

Tポイント×ENEOS第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOS第2日が20日、鹿児島・高牧CC(6424ヤード、パー72)で行われたが、降雨によるコースコンディションの不良で一時中断となった末、サスペンデッドとなった。4打差の9位で出た20歳の安田祐香(NEC)は5バーディー、2ボギーの69で回りきり、通算7アンダーで暫定8位。サイ・ペイイン(台湾)が11アンダーで同首位とした。


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 飛躍を目指す2年目の安田が好位置をキープした。152ヤードの後半12番パー3は、2メートルにつけてバーディー。続く13番パー5は、2メートル半のバーディーパットを決めた。“得意”の大雨の中、高精度のアイアンショットを武器にスコアをつくった。

「雨予報だったので、ピンを狙わず安全にグリーンを狙う戦略。ショットの調子自体はあまりよくなかったけど、一打、一打、丁寧にプレーできた。8アイアン以下はピンを狙っています。雨はミスがそのまま出るので良くはないけど、アマチュアの時もスコアは出ているので憂鬱だなとは思わないです」

 前週は首位発進しながら最終的に47位に終わったが「調子はいいとは言えないけど、1週間で1回でも、2回でもいいプレーができている」と自信に。「良くても、悪くてもスコアをまとめられるようにしたい」と冷静に語った。

 2000年度生まれのプラチナ世代。アマ時代は国内外で活躍し、経験を積んだ。この日は、仲のいい同学年の吉田優利(エプソン)と同組で「話しながらできました」と振り返った。ルーキーイヤーの昨年は首痛を抱えてプレー。11月のTOTOジャパンクラシック14位がプロ転向後の自己最高位だった。「明日もアンダーで回りたい。順位も昨年の一番いいフィニッシュより上にいけるように頑張りたい」と淡々と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)

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