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「奇跡」で迎えた渋野日向子の最終戦 5打差大逆転Vへ闘志消えず「まだわからない」

女子ゴルフの2020年国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの第3日が28日、宮崎CC(6543ヤード、パー72)にて無観客で行われた。2打差の2位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、4ボギーの74で回って通算5アンダー。首位の原英莉花(日本通運)に5打差の6位に後退した。優勝は厳しくなったが「まだわからない。諦めない」と最後まで戦い抜く気概を見せた。

5打差の6位に後退した渋野日向子【写真:Getty Images】
5打差の6位に後退した渋野日向子【写真:Getty Images】

2020年国内ツアー最終戦第3日、渋野日向子は大逆転Vへ「自分らしくやれたら」

 女子ゴルフの2020年国内ツアー最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの第3日が28日、宮崎CC(6543ヤード、パー72)にて無観客で行われた。2打差の2位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、4ボギーの74で回って通算5アンダー。首位の原英莉花(日本通運)に5打差の6位に後退した。優勝は厳しくなったが「まだわからない。諦めない」と最後まで戦い抜く気概を見せた。


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 渋野は前半3番でバーディーを奪ったが、直後の4番でボギー。8番でも1つ落とすと、後半10番でもボギーを叩いた。それでも、14番ではエッジからのアプローチを入れてチップインバーディー。佐藤賢和キャディーと笑顔でハイタッチを交わした。ラウンド後はこう語った。

「終わってみればよく耐えたんじゃないかと思います。この風の中でなかなか対応できなかったので悔しい気持ちも……。なかなか風とお友達になれないというか、流されてラフに行くことも多かった」

 大会前にキャディーと掲げた1日3アンダーの目標は、この日で途切れ「この状況で3つというのは難しい」と悪条件に苦戦。同じ1998年度生まれの黄金世代・原とは5打差がついた。「ある程度のスコアを出せないと上には届かない。そうやって欲を出したいところもあるんですけど、やっぱり今自分ができることをしっかりやるしかないと思うので、そこは徹底していきたい」と自分のプレーに集中する。

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