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167cm48kg、もっと増量したい中学生野球男子 1日4食も吐き気…プロ野球選手も実践する食事法を紹介

今大切なのは自分の体に興味を持ち、日々の体の変化を感じること

 体を大きくしたいときは、「肉や魚をたくさん食べなくては」と考えがちです。でも、1日に必要なたんぱく質量の目安は、激しい運動やトレーニングをしている中学・高校生で体重kg×1.6~2g程度。軽度な運動時や成長期を迎えていないジュニアアスリートは体重kg×1.2~1.5g程度です。

 体重48kgのだいきちさんなら80~100g。たんぱく質は卵や牛乳・乳製品、米にも含まれるので、肉とご飯をしっかり食べている今、必要量は十分摂れていると思います。まずは炭水化物と、野菜・果物を増やしてみてください。

 中学生になると、周りの友達もグングン大きくなるので、焦るかもしれません。でも、今大切なのは、自分の体に興味を持ち、日々の体の変化をしっかりと感じること。毎日、体重を測るだけでも自分の体に向き合えるようになります。

 プロ野球の選手たちも皆、日々、体作りのために努力をしていますし、中学生のだいきちさんは、まだまだ大きくなる可能性が十分あります。質問にあるとおり、「体質で片付けなくない」という意気で、できることを続けてみてくださいね。

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「THE ANSWER」では、ジュニア育成や競技力向上に関する相談や質問を募集しています。部活でうまくいかないこと、トレーニング法、指導法、食事・水分補給の仕方、睡眠などカラダのこと、女性アスリートならではの悩み……。あなたの疑問に、現役&元アスリート、専門家の方々がお答えします。

 詳細は以下の質問フォームから




(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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