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食べ過ぎな子どもの肥満が心配 正しい体重管理、真っ先に「食べる量を減らす」はNG

「箸置き」を使ってみるのも手

「量」よりも先に「質」を考えるのは、大人のアスリートも一緒です。

 体は入ってきたエネルギー量で、生きていかなければならないと反応します。

「エネルギー量が足りない」と体が察知すれば、体内の様々な機能を少しずつ削り、「省エネ体質」になります。すると、例えば内臓機能が低下したり、骨や筋肉を合成する力も弱ったりする恐れがある。ですから、真っ先に食べる量を減らす方法は、避けてくださいね。

 ちなみに、「よく噛んでゆっくり食べなさい」といっても、なかなか気持ちがせいでしまう、というお子様には、「箸置き」を使ってみるもの手。お子さんの好きな箸置きを一緒に買いに行き、「ここに箸を置きながら、ゆっくり食べようね」とお話しするといいですよ。

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(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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