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秋登山でオーバーヒートしたくない…コロンビアが考えた3タイプで保温&通気を調整 「Light Canyon」コレクション

秋山登山は肌寒い一方、歩き始めると暑さや蒸れが気になることも。コロンビア「Light Canyon」は、ミッドウェイトソフトシェル、フリース、インサレーテッドの3タイプを展開。保温性、通気性、ストレッチ性の違いと価格を比較します。

10秒で分かるポイント

秋山の「寒い」と「歩くと暑い」に、コロンビアは保温性と通気性の異なる「Light Canyon」3タイプを用意。

  • ・ミッドウェイトソフトシェルは、適度な保温性+通気性+4WAYストレッチで行動着に
  • ・フリースは、軽量なマイクロフリースで保温性・通気性・ストレッチ性を確保
  • ・インサレーテッドは、より高い保温性が必要な場面へ。通気性にも配慮した中わた入り

 秋の登山では、家を出たときや休憩中には肌寒かったのに、登り始めるとすぐに暑くなることがあります。

 寒さを考えて厚着をすれば、行動中には汗や蒸れが気になる。一方、薄着を優先すれば、風が吹いたときや立ち止まったときに寒い。

 「秋山って、結局何を着ればいい?」

 そんな季節特有のウェア選びに対して、Columbia(コロンビア)が展開しているのが「Light Canyon(ライトキャニオン)」コレクションです。

 コロンビアは、気温が低下する秋のトレイルでは適度な保温性が必要になる一方、行動中は体温が上がるため、オーバーヒート対策も必要だと説明しています。

 そこで用意されているのが、ミッドウェイトソフトシェル、フリース、インサレーテッドという保温性や役割の異なる3タイプです。

秋山、止まると寒いのに歩くと暑い…何を着ればいい?

 秋の登山で難しいのは、「寒い日用のウェア」を選べば解決するわけではないことです。

 登山中は身体を動かし続けます。気温そのものは低くても、登りでは体温が上がり、ウェア内部に熱や湿気がこもります。

 一方で、稜線で風を受けたり、休憩したりすれば寒さを感じることもあります。

 つまり必要なのは、単純な保温力だけではなく、「暖かさを確保しながら、動いたときの熱をどう逃がすか」という考え方です。

 Light Canyonでは、一着ですべてを解決するのではなく、保温性や通気性の異なるウェアを用意し、状況に応じてアウターやミッドレイヤーとして使い分けたり、組み合わせたりできる構成にしています。

コロンビアの答え
 秋山の「寒さ」だけを見るのではなく、行動中のオーバーヒートも考える。保温性と通気性のバランスが異なる3タイプを用意し、気温や行動量に合わせて選べるようにしています。

Light Canyon

歩き続ける行動着なら? 中厚ソフトシェルは「暖かさ+通気」を両立

 Light Canyonの中核モデルとして位置付けられているのが、「ライトキャニオンミッドウェイトソフトシェルジャケット」です。

 生地には、やや厚みを持たせた2重織り素材を採用。肌面は特殊なグリッド構造になっており、適度な保温性を確保しながら通気性も持たせています。

 コロンビアは、この通気性によってアクティビティ時のオーバーヒートを防ぐと説明しています。

 さらに、アクティブな動きを妨げにくい4WAYストレッチを備えています。

2重織り+グリッド構造

 中厚手の生地で適度な保温性を持たせながら、肌側をグリッド状にすることで通気性を確保。秋のトレイルで行動着として着続けることを想定した構造です。

 表面にはコロンビア独自の撥水機能「オムニシールド」を搭載。素材のストレッチ性や通気性といった特性を残しながら、小雨程度の水を弾きます。

 さらにサンプロテクション機能「オムニシェイド UPF50」も備えています。

こんな役割のモデル
 秋のトレイルで「動いている時間が長い」ことを前提に、適度な暖かさを確保しながら、熱を逃がして動きやすくすることを重視したソフトシェルです。

Light Canyon

ソフトシェルより柔らかな保温着が欲しいなら? マイクロフリースという選択

 「ライトキャニオンフリースジャケット」は、軽量なマイクロフリースを使ったモデルです。

 コロンビアは、使用するマイクロフリースについて保温性、通気性、ストレッチ性を備えると説明しています。

 本体素材は「サーマロフトマイクロフリース」で、ポリエステル100%。柔らかな肌ざわりも特徴です。

 さらに特徴的なのが肩部分です。

 バックパックを背負うと、ショルダーハーネスが肩まわりと繰り返し接触します。そこでライトキャニオンフリースでは、肩にストレッチ性のあるしなやかな素材を重ねたオーバーレイ仕様を採用しています。

 これはバックパック使用時の耐久性だけでなく、肩まわりの運動性も考慮した設計です。

サーマロフトマイクロフリース

 軽量で、保温性やストレッチ性を備えたフリース素材。Light Canyonでは、アクティブな場面で使うミッドレイヤーとしての機能を持たせています。

 首元には、コロンビア独自の「ビブネックライン」を採用。立体的な前襟のパターンによって、着用時の快適性を高めています。

 両サイドのポケットはファスナー付きで、行動中に収納物が落ちることにも配慮されています。

Light Canyon

もっと寒いときは? 中わた入りでも「オーバーヒート」を考えた

 3タイプの中で、より高い保温性を担うのが「ライトキャニオンインサレーテッドジャケット」です。

 中わたにはAir Flake®を採用。コロンビアは「ダウン同等の保温性を備える」と説明しており、少ない中わた量で必要な保温性を確保することで、軽量性にも配慮しています。

 ただし、このモデルも単純に「暖かさだけ」を追求した防寒着ではありません。

 使用する生地にも通気性を持たせ、アクティビティ時のオーバーヒートを防ぐことを狙っています。

 つまり、Light Canyonシリーズ共通の課題である「寒いけれど、動けば暑くなる」ことを、中わた入りモデルでも考えているわけです。

 表地には小雨程度を弾く「オムニシールド」を搭載。中わた量を抑えているため、付属のスタッフバッグへコンパクトに収納できます。

 さらに丸洗いにも対応しています。

Air Flake®

 インサレーテッドジャケットに使用する中わた。コロンビアはダウン同等の保温性を備えると説明しており、必要な暖かさを確保しながら中わた量を抑えています。

保温性を上げても、通気性を忘れない
 寒い時期だから中わたを増やす、というだけではなく、動いたときのオーバーヒートにも配慮。秋のトレイルで使う保温着として設計されています。

1万3200円から2万6400円 Light Canyon 3タイプは何が違う?

 3モデルは、どれか一つが上位・下位というより、必要とする保温性や使い方が異なります。

タイプ 主な特徴 価格(税込)
ミッドウェイトソフトシェル 適度な保温性/通気性/4WAYストレッチ/撥水/UPF50 17,600円
フリース 軽量/保温性/通気性/ストレッチ性 13,200円
インサレーテッド より高い保温性/通気性/撥水/パッカブル 26,400円

 各タイプにはMen’sとWomen’sがあり、価格は男女共通です。

違いを見るポイント
 行動中に着続ける中厚手のアウターならミッドウェイトソフトシェル。柔らかなミッドレイヤーならフリース。より保温性が必要な場面まで考えるならインサレーテッド。秋山では「一番暖かいもの」ではなく、行動量や重ね着との組み合わせから考えられます。

3着から1着を選ぶ? それとも重ねる? コロンビアは「組み合わせ」も想定

 秋山の気温は、一日の中でも変わります。

 スタート時は寒くても、登りでは暑い。標高が上がれば気温が下がり、休憩では身体も冷えてきます。

 そのため、Light Canyonは単純に「3種類から最適な一着を選ぶ」だけのシリーズではありません。

 コロンビアは、状況に応じてアウターやミッドレイヤーとして組み合わせて着用することも提案しています。

 たとえば、行動中は通気性のあるウェアを中心に使い、気温が下がった場面では保温着を追加する。暑くなれば一枚脱ぐ。

 こうしたレイヤリングなら、ウェア一着の性能だけに温度調節を任せず、その時々の状況に合わせて調整できます。

秋山では「脱ぎ着できること」も温度調節
 朝から下山まで同じ気温、同じ運動量とは限りません。保温性と通気性が異なるウェアを重ね、必要に応じて脱ぎ着することも、Light Canyonが提案する使い方です。

Light Canyon

Light Canyon 3タイプの主な製品情報

モデル ライトキャニオンミッドウェイトソフトシェルジャケット
品番 Men’s:PG2030/Women’s:PL5682
価格 17,600円(税込)
サイズ S/M/L/XL
素材 ストレッチナイロンダブルウィーブグリッド(ナイロン91%、ポリウレタン9%)
フィット REGULAR
主な機能 保温性/通気性/4WAYストレッチ/オムニシールド/オムニシェイド UPF50
モデル ライトキャニオンフリースジャケット
品番 Men’s:PG2032/Women’s:PL5683
価格 13,200円(税込)
サイズ S/M/L/XL
本体 サーマロフトマイクロフリース(ポリエステル100%)
切替部分 4Wayストレッチプレーンウィーブ(複合繊維〈ポリエステル〉100%)
フィット REGULAR
主な特徴 保温性/通気性/ストレッチ性/肩部分オーバーレイ/ビブネックライン
モデル ライトキャニオンインサレーテッドジャケット
品番 Men’s:PG2031/Women’s:PL5681
価格 26,400円(税込)
サイズ S/M/L/XL
表地 ブリーズライトリップストップ(リサイクルナイロン100%)
裏地 ライトウェイトブリーザブルリップストップ(ナイロン100%)
中わた サステイナブルインサレーション850FP(リサイクルポリエステル100%)/Air Flake®
フィット REGULAR
主な特徴 保温性/通気性/オムニシールド/スタッフバッグ付き/丸洗い可能

秋山のウェアは「寒くないか」だけでなく「歩いたら暑くないか」まで考える

 秋の登山では、寒さが気になり始めるからこそ、つい保温性の高いウェアへ目が向きます。

 でも、登山ではそのウェアを着たまま身体を動かします。

 止まっているときにちょうどよくても、登り始めれば暑い。汗をかけば、その後の休憩では冷えも気になります。

 Light Canyonでコロンビアが用意した答えは、「とにかく暖かい一着」ではありません。

 2重織りで適度な保温性と通気性を持たせたソフトシェル、軽量なマイクロフリース、より高い保温性と通気性を両立したインサレーテッド。性格の異なるウェアを用意し、必要に応じて組み合わせられるようにしています。

 秋山のウェアを選ぶときは、「寒いときに暖かいか」だけでなく、「登って体温が上がったときに熱を逃がせるか」「暑くなったら調整できるか」まで見ると、自分に必要な一着やレイヤリングを考えやすくなります。

コロンビア公式「ライトキャニオンシリーズ」

【写真提供:株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン】

(THE ANSWER編集部)

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