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ラグビーW杯会場で家族向け栄養セミナー開催 主催者が「食」に込めた願いとは

「子どもたちに必要な食事の量や内容を実感してほしい」(橋本氏)と“アスリート弁当”が用意された【写真:編集部】
「子どもたちに必要な食事の量や内容を実感してほしい」(橋本氏)と“アスリート弁当”が用意された【写真:編集部】

W.K.S.P.が掲げる活動のコンセプト、三宅氏が説く「食」の学び

 栄養セミナー後は埼玉県ラグビーフットボール協会のボランティアスタッフによる案内で、熊谷ラグビー場を見学。普段は入れないコーチングボックスや選手のロッカールームなどでは、子どもたちも思い思いのポーズで記念撮影。最後は講義の内容を反映して作られた「アスリート弁当」が配られ、閉講となった。

 W.K.S.P.が活動のコンセプトとして掲げているのは、ラグビーの普及と、ラグビーを通しての教育、人間育成。三宅氏は、子どもたちにとって、食事には多くの学びがある、と話す。

「子どもたちには食を通して、一番身近で支えてくれる家族への感謝の気持ちを学んでほしい」と三宅敬W.K.S.P.代表理事(2列目右端)【写真:編集部】
「子どもたちには食を通して、一番身近で支えてくれる家族への感謝の気持ちを学んでほしい」と三宅敬W.K.S.P.代表理事(2列目右端)【写真:編集部】

「社会人チームですが、以前、プロテインを飲んで用意された弁当を残して捨てるというのを目の当たりにしました。当時、選手たちにも強く言いましたが、それではいくらラグビーが強くても、人として失格です。アカデミーではラグビーを通じ、挨拶と感謝と礼儀が当たり前にできる人間になって欲しいという思いで指導しています。

 食は子どもたちが食べ物を大切にし、身近で支えてくれる家族に感謝と礼儀を学べる非常に身近な機会。また私自身、橋本氏の『栄養バランスだけでなく、家族揃って楽しく食べるなど、食事を通したコミュニケーションが大事』という言葉に感銘を受けました。今後もこういった機会を設けていきたいですね」

(THE ANSWER編集部)

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