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元サッカー日本代表GK土肥洋一氏が「東北『夢』応援プログラム」に出演!

いわきサッカー協会は、元サッカー日本代表GK土肥洋一氏を夢応援マイスターに起用し、「東北『夢』応援プログラム」サッカーGK編の夢宣言イベントをいわき市内で開催した。

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 元サッカー日本代表ゴールキーパー(以下GK)で、2006年ワールドカップドイツ大会に出場し、現在はJリーグ東京ヴェルディのGKコーチを務める土肥洋一氏が、4月24日(日)いわき市勿来町のア・パーススタジアムで開催された「東北『夢』応援プログラム」の夢宣言イベントに出演し、福島県いわき市内の小学6年生のGKを対象に直接指導した。

 土肥氏は、本イベントで参加者個々のレベルを把握。一年間、遠隔指導ツール「スマートコーチ」を使い、土肥氏が参加者それぞれに合った課題メニューを動画で作成する。参加した子供たちは、毎月その課題に取り組んでいき、一年後、再び土肥氏の前で、成長した姿を披露する成果発表イベントにも参加する。

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 土肥氏は「遠隔ツールを使っての指導は初めてなので正直不安はあります。でも請け負った以上、みんなを成長させなければいけないという責任がある。自分も全力で取り組むので、みんなも目標に向かって全力でチャレンジしてほしい」とメッセージを送り、子どもたちの夢達成に向けたサポートを約束する。

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 参加した子供たちからは、将来の夢、1年後の約束を宣言。1年後に土肥氏の前で成長した姿を披露する約束も果たした。

 本プログラムが開催された背景として、福島県いわき市では、震災後、原発の影響から、屋外スポーツを敬遠する子供たちが増加傾向にあるという。公益財団法人東日本大震災復興支援財団の協力のもと、本イベントを開催した、いわきサッカー協会専務理事の大井川さんは、「いわき市はもともとサッカーが盛んな地域です。こういった状況をサッカーを通して変えていきたい。」と話す。

 福島県いわき市のサッカーチームには、フィールドプレーヤーの指導者はいるものの、GKの指導者がいない状況で、GKの子ども達は的確な基礎技術の指導を受けることが難しい状況だという。

さらに大井川さんはこう続ける。

「GKのレベルが上がればチーム力も向上し、いわき市全体のレベルアップに繋がり、地域が活性していくと思います。子供たちの技術向上はもちろんですが、土肥さんの指導を参考にさせていただき、各チームに持ち帰ることで指導者のレベルアップにも繋がります。本プログラムを通して、いわき市でサッカーがもっと盛んになり、屋外スポーツの素晴らしさを地域全体に届けていきたいですね。」

 子供たちの夢応援、そして地域の思いに応えるべく、土肥洋一氏の夢応援プログラムがスタートした。

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