その他のコラム一覧
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1964年東京五輪の最終走者知ってる? 政治にも翻弄された聖火リレーの歴史【前編】
2021.07.19東京オリンピックは23日に開会式を迎える。大きな見どころの1つは聖火リレーの最終走者。過去の大会ではどんな背景を持つ人物が務めたのか。聖火リレーの歴史を2回に渡って振り返る。(文・江頭満正)
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「障がい者スポーツと医療を繋ぐ」 パラアスリート瀬立モニカが描く東京パラの先
2021.07.072016年リオデジャネイロ大会に続き、この夏、東京で2度目のパラリンピックに挑む選手がいる。パラカヌーの瀬立モニカ選手だ。こぼれるような笑顔が魅力的なパラリンピアンは、2019年に行われたパラカヌー世界選手権ハンガリー・セゲド大会で5位に入賞し、東京パラリンピックの出場権を手に入れた。
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ソフトバンクで働きながら戦うパラアスリート太田渉子があえて厳しい道を歩むワケ
2021.07.05東京で、冬と夏を合わせて自身4度目のパラリンピックに出場する。日本選手団史上最年少16歳で初出場したトリノではバイアスロンで銅、バンクーバーではクロスカントリースキーで銀メダルを獲得。そして2014年、ソチパラリンピックを最後に競技者生活から引退した。
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甦った風を切る感覚と身体を動かす喜び パラカヌー界の星が語る原点(GROWINGへ)
2021.07.02カヌーに魅せられた女性がいる。パラカヌー日本代表の瀬立モニカ選手だ。開幕が8月に迫る東京パラリンピックに出場が内定している瀬立選手は「生まれ育った東京の空気を吸ってレースができるのは、本当に大きなアドバンテージだと思います」と笑顔を咲かせる。
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米国の大学スポーツの闇 名門校で起きた「替え玉受験と賄賂」不正入学のからくりとは
2021.06.26「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「大学スポーツの不正入学の実態」。
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大学には「年俸10億円監督」が存在 高校運動部も“勝敗”でコーチの報酬に影響するか
2021.05.26「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「高校運動部コーチの評価と報酬」。
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シンプルだから難しい話題のパラ競技・ボッチャ ボール選びに込められた個性と意志
2021.05.19「ボッチャ」というスポーツをご存じだろうか。各地で体験会が開催されるため、その名前を耳にしたことがある人は多いかもしれない。
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「百聞は一投にしかず」リオ銀メダリストが魅せられた6球から広がる可能性(GROWINGへ)
2021.05.14近年、「ダイバーシティ」や「インクルージョン」をキーワードとする社会の多様化が進む中、スポーツ界においても、年齢や性別を問わず、また障がいのあるなしに関わらず、みんなが一緒に楽しめるユニバーサルスポーツが注目を集めている。その代表的な競技の1つが、ボッチャだ。
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閉塞感ある今をどう生きるのか ゴールボール女子日本代表3選手に見るヒント
2021.04.21ゴールボール日本代表の3人、小宮正江、浦田理恵、欠端瑛子の3選手は、底抜けに明るい。3人揃った鈴の音のような笑い声とともに咲く満開の笑顔は、周りの空気を1トーン明るく照らす。3人の息がピッタリだったのは、ジャパンパラ競技大会で1年ぶりの実戦を終えた影響だったのかもしれないが、ゴールボールという競技が持つ特性もまた、その理由の一つだったに違いない。
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「音」が握る勝負の鍵 静寂から生まれる熱い攻防・ゴールボールの魅力とは(GROWINGへ)
2021.04.16ゴールボール、というスポーツをご存じだろうか。視覚に傷害を受けた傷病軍人のリハビリテーションプログラムとして考えられたボール競技で、1946年にヨーロッパで誕生。徐々に競技人口を増やすと、パラリンピックでは1972年のハイデルベルク大会で公開競技となり、1976年のトロント大会で正式競技となった長い歴史を持つ。
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総合馬術・戸本一真が忘れない感謝の気持ち 五輪出場は「唯一できる恩返し」
2021.04.09新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、開催が1年延期された東京オリンピック・パラリンピック。開催延期の影響を受けた人は数知れないが、総合馬術でオリンピック初出場を目指す戸本一真(日本中央競馬会)もその一人だった。
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時給1000円→“億超え”クリケット選手目指す 道の駅で働く23歳日本代表候補の野心
2021.04.08クリケットの男子T20ワールドカップ(W杯)東アジア太平洋予選が今年10月に栃木・佐野市で開催される。木村昇吾、山本武白志といった元プロ野球選手が挑戦している競技としても注目のスポーツ。日本代表入りが期待される強化選手団・脇田康平は、佐野市にある道の駅「どまんなか たぬま」でアルバイトをしながらも、海外でプロ選手になるという目標を追っている。
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人馬が築く信頼関係 言葉を超えたコミュニケーションで目指す共通のゴール(GROWINGへ)
2021.04.07オリンピック競技で唯一、人間と一緒に動物が出場するもの。それが、馬術だ。
こう語るのは、2021年の東京大会で自身初のオリンピック出場を目指す戸本一真選手だ。所属は日本中央競馬会(JRA)だが、「最大の目標」というオリンピック出場に向け、現在は馬術が盛んなイギリスを拠点に腕を磨いている。 -
25歳商社マンの夢はプロクリケット選手 佐野市から目指す“年俸30億円の世界”とは
2021.04.07クリケットの男子T20ワールドカップ(W杯)東アジア太平洋予選が今年10月に栃木・佐野市で開催される。木村昇吾、山本武白志といった元プロ野球選手が挑戦している競技としても注目のスポーツ。日本代表入りが期待される強化選手団・和田颯太は、ベビー用品を扱う商社に勤めながらも海外のプロ選手を目指している。クリケットに比重を置くため、地元・大阪から佐野市に移住した25歳。異色の経歴に迫った。
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「勝てる場所で勝つ」という思考 陸と氷、2つの道で貫く結果を求める人生(GROWINGへ)
2021.03.25陸と氷、2つの道を駆け抜けた。ボブスレーで2014年ソチオリンピックに出場した佐藤真太郎氏。中学3年生の時、陸上400メートルで全日本中学校陸上競技選手権大会を制した。早稲田大学では1999年、2000年に日本陸上競技選手権リレー競技大会4×100メートルの連覇に貢献。2009年から大東文化大学で陸上競技部のコーチを務めながら、選手としてオリンピック出場を目指していたが、陸上一筋だった人生から32歳でボブスレーに挑戦した。きっかけは2013年に日本ボブスレー・リュージュ連盟(現 日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟)による選手発掘のためのトライアウトが行われたことだった。
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部活改革の選択肢にアスレチックトレーナーを 教員負担軽減のためにも提案したい一手
2021.03.24「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「部活改革にアスレチックトレーナー導入の提案」。
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世界一過酷なヨットレースを完走 最強のチームを作った白石康次郎の“モテモテ理論”
2021.03.0753歳の海洋冒険家・白石康次郎(DMG MORI SALING TEAM)が2021年2月11日、フランス西部レサーブルドロンヌから単独無寄港無補給で世界を一周するヨットレース「バンデ・グローブ」でアジア勢初の完走者となった。33チーム中の16位。数字は平凡に思うかもしれないが、約3か月間、たった1人で港にも寄らず地球が織りなす大自然と向き合う。大波、嵐、無風、氷山、鯨……。生死をかけたレース。ゴールした者は宇宙に飛び出した人数より少ないとも言われ、フランスではヒーローとして称賛される。