バスケのコラム一覧
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バスケ日本代表で「一歩踏み出せた」 W杯直前に落選、須田侑太郎がホーバス監督に感謝する理由
2023.10.14男子プロバスケットボールのBリーグが8シーズン目の開幕を迎えた。この夏のワールドカップ(W杯)で日本代表が歴史を切り開く躍動を見せ、出場権をつかんだ来年のパリ五輪も選手たちは見据える。トム・ホーバス日本代表ヘッドコーチ(HC)に見出された遅咲きのシューター、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)の須田侑太郎(31歳)は、W杯日本代表の選考で大会直前に外れた。大きな喪失感を味わう悔しい経験だったが、期待された3ポイントシュートに「振り切った」代表活動で、成長できたと感じている。(取材・文=松本 行弘)
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バスケW杯後のBBQにいた“13人目”の日本代表 須田侑太郎、大会直前に落選も「後悔は一切ない」
2023.10.12男子プロバスケットボールのBリーグが、8シーズン目を迎えた。この夏のワールドカップ(W杯)で日本代表が歴史を切り開く躍動を見せ、来年のパリ五輪の出場権をつかんだことで、選手たちもその舞台を見据え、注目を集める。2連勝と好スタートを切った名古屋ダイヤモンドドルフィンズの須田侑太郎(31歳)は、W杯の直前に代表から外された悔しさや喪失感を味わったが、代表活動で得たものは大きかったという。トム・ホーバス日本代表ヘッドコーチ(HC)から29歳で初代表に選ばれた遅咲きのシューターに、開幕を機に話を聞いた。(取材・文=松本 行弘)
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バスケ名門の「空気感をぶっ壊す」 35歳PG篠山竜青の覚悟、川崎主将に3季ぶり就任の理由
2023.09.30バスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースは、前身の東芝時代の栄光を受け継ぐ国内屈指の強豪クラブ。熱狂的なブースターがアリーナをブレイブレッドに染め上げ、チームは毎シーズン優勝争いを展開している。そんな名門のリアルな姿に、選手のインタビューやコート内外のストーリーで迫る連載。第1回では2011年から川崎一筋でプレーする35歳のポイントガード(PG)、篠山竜青を直撃した。
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渡邉拓馬氏が「東北『夢』応援」最後のイベントで伝えた言葉 「何事も楽しもう」
2023.06.10三陸海岸の港町、宮城県気仙沼で少しだけ遅い“卒業式”が開催された。5月21日、ケー・ウエーブこと気仙沼市総合体育館で行われたのは「東北『夢』応援プログラム」の成果発表イベント。バスケットボール元日本代表・渡邉拓馬氏が昨秋から約半年間、オンラインで遠隔指導してきた気仙沼バスケットボール少年団の子どもたちの成長を直接その目に焼き付けた。
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日本バスケを牽引した五十嵐圭の今 43歳になっても現役を貫く理由、20年目のキャリアで見えたこと
2023.05.14日本バスケットボールを長く牽引してきた五十嵐圭。日本代表でも活躍した名PG(ポイントガード)も43歳になった。それでも、今もBリーグ最年長選手として、群馬クレインサンダーズで現役を貫く。そんな五十嵐に「BEYOND(~超えて)」をテーマにインタビュー。キャリア20年目を迎えても走り続ける理由、さらにフィリピン、日本、インドネシアで行われる8月のバスケットボールのワールドカップ(W杯)での日本代表への期待について語った。
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一度はバスケを「辞める」と言った田中大貴 人生を変えた高3の出会いとポジティブ思考
2023.01.28東海大では関東大学リーグ戦でチームを7年ぶりの優勝に導き、自身は2年連続MVP&MIPを獲得したり、アルバルク東京ではBリーグ2連覇の他に、新人王、シーズンMVP、ファイナルMVP、ベスト5に選出されたり。日本代表では10年プレーし、2021年東京オリンピックは渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)とともに主将を務めた。現在はアルバルク東京で4シーズンぶりの頂点を目指す田中大貴は、日本バスケットボール界を語る上で欠かせない人物の一人でもある。
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大歓声は「選手冥利に尽きる」 前代表主将を奮い立たせる応援の力(GROWINGへ)
2023.01.25B.LEAGUEが発足してから7シーズン目。今季、アルバルク東京でキャプテンを務める田中大貴選手は「年々成長してきていますし、認知度も高まってきたと感じています。僕はNBLでもプレーしていたので、その頃と今とでは大きく違いますね」と力強く語る。
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次世代に繋ぐ国際大会の経験 前代表主将が考える“継続性”の大切さ(GROWINGへ)
2023.01.25日本屈指のシューティングガードとして活躍し、東京オリンピックでは日本代表キャプテンを務めた田中大貴選手。所属するB.LEAGUEのアルバルク東京では10シーズン目を迎え、昨季に続きキャプテンとしてチームを牽引する。
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いつもと同じ練習でも景色を変える方法 バスケ渡邉拓馬が伝えたい「考える大切さ」
2022.10.01この日は来年3月まで半年間続くプログラムのスタートにあたる「夢宣言イベント」を開催。「東北『夢』応援プログラム」には今回、5・6年生の男女15人が参加する。夢応援マイスターの渡邉氏は、子どもたちがそれぞれ掲げる半年後の約束を達成できるように、遠隔指導ツールで成長をサポート。1日限りのイベントで子どもたちとの交流を終えるのではなく、離れた場所にいながらも継続して動画やSNSを通じたプライベートレッスンを受けられるという画期的な試みだ。
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バスケ選手が生んだ共感の輪 コロナ禍の学生30人と実現、“真夏の文化祭”に込めた想い
2022.08.04名古屋市の繁華街、栄にある商業施設で7月30日、「通りすがりの文化祭~“青春”取り戻し大作戦~」というイベントが開かれた。主催者はバスケットボールBリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実。新型コロナウイルス感染症の影響で学校行事が中止に追い込まれた学生たちに、青春の思い出をつくる場を提供できないだろうか――。プロスポーツ選手の想いから発足したプロジェクトに、地元の高校生や大学生が共感して、“真夏の文化祭”が実現した。
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プロ予備軍ではないジュニアリーグを創設 NBA、MLBが地域スポーツ・部活に手を貸す理由
2022.07.28「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「米プロスポーツ『持てる者』の義務」について。
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絶望的な大怪我から7年 「引退も覚悟した」今季、36歳バスケ選手が悲願のB1に初挑戦
2022.07.227シーズン目を迎えるバスケットボールBリーグで、初めてB1へ昇格するファイティングイーグルス名古屋(FE名古屋)が、7月15日に始動した。そのなかでひと際、感無量で新シーズンに臨んでいるのがPGの宮崎恭行だ。前身の豊通ファイティングイーグルス時代から在籍17シーズン目となる36歳は、選手生命が危ぶまれる大怪我をし、リハビリをしながらBリーグ誕生を迎えた経験を持つ。絶望しても、泣いても、あきらめず、ついにB1の舞台で戦う権利を手に入れた。
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「1プレーに覚悟があるか」 2季連続CS4強で涙、川崎HCが語る宇都宮との差とは
2022.06.11天皇杯連覇、レギュラーシーズン東地区2位と好成績を挙げつつも、悲願のチャンピオンシップ(CS)制覇には手が届かなかった川崎ブレイブサンダース。佐藤賢次ヘッドコーチ(HC)は、就任3年目のシーズンをどう振り返り、どのように来季につなげようとしているのか。チームスタッフによる“棚卸し”が終わった絶好のタイミングで話を聞くことができた。(取材・文=青木 美帆)
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「NBA選手になるまでやめない」 豪州に再び渡ったバスケ馬場雄大がブレない理由
2022.05.214月2日、バスケットボール・オーストラリアリーグ(NBL)のメルボルン・ユナイテッド―イラワラ・ホークス戦。この試合、日本男子代表の馬場雄大はリーグ2連覇を狙うメルボルンの一員として、NBL復帰を飾った。
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人生で「他人の評価」より大事なこと バスケ渡邉拓馬さん、気仙沼の子供に贈る言葉
2022.05.183年ぶりに行動制限のないGWを迎え、街に活気が戻ってきた宮城県気仙沼市。2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた街は、今も復興の道を歩み続けている。
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Bリーグ三河が粋な計らい 敗退直後に“他会場中継”、対戦相手に尽くした演出の舞台裏
2022.05.13バスケットボールB1リーグのレギュラーシーズン最終戦となった5月8日、ウィングアリーナ刈谷で行われたシーホース三河と川崎ブレイブサンダースの第2戦が76-91でタイムアップした。両チームがお互いの健闘を称え、会場のファンへの挨拶を終えるのを見計らって、アリーナMCがアナウンスした。
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渡邉拓馬氏がオンラインで気仙沼の小学生と再会 470キロの距離を超えて届けた助言
2022.02.01冬本番の1月29日、宮城県気仙沼市で活動する気仙沼ミニバスケットボール少年団の小学生たちが「東北『夢』応援プログラム」の中間発表イベントに参加した。「夢応援マイスター」として子どもたちをサポートするのは、バスケットボール元日本代表で3人制バスケ「3×3」でもプレーした渡邉拓馬氏。本来であれば気仙沼を訪問し、直接指導したいところだが、新型コロナウイルス感染再拡大の影響によりオンライン開催となった。
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斎藤佑樹を動かした1人の高校生 「1本200円のレモネード」で子供の命を繋ぐ活動
2022.01.252021年12月11日、太田市運動公園市民体育館で行われたバスケットボール・Bリーグの群馬クレインサンダーズ―信州ブレイブウォリアーズ。この日、会場の入場口近くに立つ黄色のテントでは、小児がん患者の支援を目的としたチャリティー活動を行う地元高校生らが、試合に向かう観客に寄付を呼び掛けていた。