野球のコラム一覧
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元「由伸2世」がITマンに転身 第二の人生に決意「次の世界では『谷田成吾』として」
2019.01.31昨秋のプロ野球ドラフト会議で指名漏れし、野球を引退した前四国IL徳島の谷田成吾さんが“ITマン”に転身したことが分かった。東京・六本木に本社を置くIT企業「ショーケース・ティービー」に1月から入社。現役時代は「由伸2世」の異名で脚光を浴びたスラッガーは「次の世界では『谷田成吾』として認知してもらえるように」と第二の人生の決意を語った。
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「由伸2世」涙なき引退 プロの夢叶わず、野球人生に「後悔はない」と言えた理由
2018.10.26プロ野球ドラフト会議は25日、都内で行われ、慶大時代に「由伸2世」と呼ばれた四国独立リーグ・徳島の谷田成吾外野手は指名されず。野球を引退することを表明した。104人がプロ入り切符を掴んだ裏で、高校、大学、社会人とすべてのカテゴリーで日本代表に選ばれた25歳のスラッガーは夢叶わず。静かにユニホームを脱ぐことを決めた。
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阪神2軍で起きていた「走り革命」 若虎はいかに「163盗塁」の新記録を生んだのか
2018.10.1410月6日に行われたプロ野球のファーム日本選手権。阪神が巨人を8-4で破り、12年ぶり5度目のファーム日本一を飾った。躍進を見せた若虎が今季、プロ野球界である新記録を樹立したことは、あまり知られていない。それは、ウエスタンリーグのシーズン最多盗塁だ。その数、実に163。1試合に平均1.4個を記録したことになる。いったい、若虎はいかにして走りまくったのか。チームの重要なキーマンとなったのが、元陸上選手で400メートル障害を専門としていた秋本真吾氏だ。
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「由伸2世」と呼ばれた谷田成吾、最後のプロ挑戦の告白「今年ダメなら野球辞めます」
2018.10.09かつて神宮の杜を沸かせたアマチュア球界の逸材は、鈴虫の音色が響く吉野川の寂れた河川敷グラウンドでバットを振っていた。「なかなか、すごい場所ですよね。でも、いいところですよ」。そう言って、端正なマスクに笑みを浮かべた。谷田成吾、25歳。四国アイランドリーグ、徳島インディゴソックスに所属する外野手だ。
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谷田成吾「もしプロがダメなら…」 取材の最後に明かした“ドラフト後”に描く人生
2018.10.09慶大時代に「由伸2世」の愛称で知られた四国アイランドリーグ徳島・谷田成吾外野手が、25日に行われるプロ野球ドラフト会議で指名を受けなければ、野球を引退することを「THE ANSWER」のインタビューで明かした。高校、大学、社会人のすべてのカテゴリーで日本代表を経験し、エリート街道を貫いてきた25歳がJX-ENEOS退社、米トライアウト挑戦を経て、入団した独立リーグ。今年、ダメなら野球は辞めます」と決意を告白した。
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清宮と1号と名言 「マグレではないかな」と重なった、あの夏の言葉
2018.05.1016歳の夏、清宮幸太郎は、こう語っている。 「自分はまだまだこんなもんじゃないんで。もっと期待していただいて、その期待に応えていくやりがいをしみじみと感じながら、野球を楽しみたいです」 3年後の春、18歳となった怪物はプロ1号となる本塁打を放った。5月9日のオリックス戦(京セラD)。1年目ながら日本ハムの5番に座った背番号21は第1打席、ディクソンの変化球を捉え、高い放物線を描き、そして、右翼席に叩き込んだ。
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大谷翔平、“第3の武器”を異競技スピードスターが太鼓判「あの足の長さは反則」
2018.05.02米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は投打に渡る活躍でアメリカにセンセーションを巻き起こしている。ベーブ・ルースを彷彿とさせる「二刀流」だが、米国では左足首の故障を機に第3の武器もクローズアップされている。
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「ノビ」「キレ」「球持ち」… テクノロジーで“野球用語”が変わる?(後編)
2018.04.02近年、データ活用により、大きく変革が進んでいる野球界。MLBでは動作解析システム「スタットキャスト」、NPBでは「トラックマン」が導入され、今まではデータといえば球速くらいだったものが、一転、ボールの回転数、打球の速度など、あらゆる“見える化”が進んでいる。そんな進化を遂げる時代において、私たちはデータとどう向き合えばいいのか。
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“見える化”が選手の能力を伸ばす? 「データ」は野球をどう変えるのか(前編)
2018.03.30センバツ高校野球が始まり、NPB、MLBもいよいよ開幕。本格的な球春到来に心躍る熱心な野球ファンなら最近、こんな言葉を耳にすることが多くなったのではないか。「OPS」「BABIP」「FIP」という横文字に始まり、「スタットキャスト」「トラックマン」などなど。ニュースを見ていると、知らない間に知らない「野球のコトバ」が増えている。これらに共通しているのは「データ」にまつわることだ。
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阪神を足から変えた“走りのプロ”の革命 選手も驚き「もう10年早く知りたかった」
2017.10.12プロ野球で今シーズン、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした阪神。金本知憲監督の下、2位に入り、就任2年目にして初のプレーオフに駒を進めたタテジマ軍団だが、その裏で“虎の足”から躍進を支えた人物がいる。秋本真吾氏(35)。元陸上のトップハードル選手である。
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「プレッシャーで潰されないで」 早実・清宮、「憧れ」王さんの想い超えたプロ決意
2017.09.222015年8月6日。王さんと清宮は“対面”していた。場所は甲子園球場。全国高校野球選手権大会の開会式だった。
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女子部員も? 大安に提出? 知っているようで知らない「プロ志望届」の世界
2017.09.08日本高野連と全日本大学野球連盟は公式サイトでプロ志望届の提出者の公示を開始。アマ球界の秋の風物詩が今年も始まり、7日現在、高校生16人、大学生1人が提出している。正式名称は「プロ野球志望届」。一般的に10月のドラフト会議で指名を受けるために必要な書類と認知されているが、果たして、どんなものなのだろうか。
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なぜ、DeNAラミレス監督はミスを責めないのか 若い才能を育てる「言葉学」
2017.04.05現役時代、明るいキャラクターから「ラミちゃん」の愛称で親しまれ、外国人史上初のNPB2000本安打を達成した名打者は昨季、初めて監督に就任。戦前の予想を覆して3位に入り、1年目からCS進出という快挙を演じた手腕は、大きなインパクトを与えた。若いチームに躍進を呼んだ一つの要因は、ラミレス監督の「後ろを向かない『言葉学』」である。
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田中将大の成功を渡米1年目で確信していた黒田博樹 打ち明けられた“ある悩み”とは
2016.10.172013年に楽天で24勝0敗という衝撃的な成績を残し、鳴り物入りで渡米した右腕はメジャー3年目の今季、大きな飛躍を遂げた。ただ、当初からMLBでの成功を確信していた人物がいる。現広島の黒田博樹投手だ。
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最年長2000本安打はいかにして生まれたのか 「職人技」磨き続けた男の原点
2016.08.05上達に年齢は関係ない。42歳11か月、史上最年長での2000本安打達成者となった和田一浩が現役時代に、それを証明している。
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8度の手術を経験した「松坂世代」右腕 度重なる復活の裏に“逆転の発想”
2016.08.03東京ヤクルト・スワローズの館山昌平は3度目の右ヒジの側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)に踏み切りながらも、昨シーズンに復活を遂げてチームの14年ぶりとなるセ・リーグ制覇に貢献した。今シーズンも4月に再び右ヒジにメスを入れることになったが、7月22日の中日ドラゴンズ戦で303日ぶりの白星を挙げている。これまで受けた手術は計8回。どうして彼はリタイアに追い込まれることなく、復活に辿りつけるのか。
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だから訪れた「その瞬間」 “平成のスライディング王”が語るプロ入り秘話
2016.07.287月16日。福島・いわき市で熱心に子供たちを指導する元プロ野球選手の姿があった。小学校2年生から6年生を対象とした野球教室で、熱のこもった言葉が響き渡る。
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創部3年目で全国制覇 中学生硬式野球チーム、躍進の裏側
2016.07.27神戸電鉄・六甲駅から車で約10分、六甲山の山あいの一角。秘密基地さながらの場所にグラウンド、ブルペンとバッティングゲージが見える。2014年に行われた第40回全日本選手権ポニー大会優勝チーム「神戸エキスパート」は、この練習場で日夜練習に励み、創部3年目にして日本一をつかみ取った。