コラムの記事一覧
-
村田諒太を世界の猛者はどう見るのか “奇跡の男”が語った「MURATA」の可能性
2017.10.29ボクシングの2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(帝拳)は、10月22日に行われたアッサン・エンダム(フランス)とのWBA世界ミドル級タイトルマッチでTKO勝ち。新チャンピオンの座に就いたことで、「MURATA」の名が世界の猛者たちの耳にも入ったのは間違いない。では、現役ボクサーには村田の現在地はどのように映っているのか。元WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米国)は「新たに鍵となる選手が誕生した」と語り、「真のワールドクラスのファイターと戦った時、彼の真価が測られるだろう」と分析する。
-
「浦和でレッズが宝物になった瞬間だった」 元日本代表FWが目撃した涙の決勝ゴール
2017.10.25「"サッカーの街"浦和でレッズが本当に宝物になった瞬間だった」――森山泰行(元名古屋グランパスエイトほか/現・浦和学院高校監督)
-
「1発目のタックルに気持ちを」 ラグビー元日本代表主将が石巻工へ「花園」の願い
2017.10.20第97回全国高校ラグビーフットボール大会宮城県予選の準決勝2試合が18日に宮城県サッカー場で行われた。この日、石巻工業の決勝進出を強く願っている選手たちがいた。ラグビートップリーグのキヤノンイーグルスに所属する菊谷崇と天野寿紀だ。
-
“内村不在”で示した日本の底力 「個人総合の白井」と「新技・ミヤチ」の可能性
2017.10.12体操の世界選手権(カナダ・モントリオール)は、男子のエース・内村航平(リンガーハット)が個人総合予選で途中棄権し、連覇が「6」で途絶えるという波乱を呼んだが、白井健三(日体大)が初出場の個人総合で銅メダルを獲得。種目別のゆかと跳馬の金メダルを合わせ、3つのメダルを獲得するなど、躍進した。「ひねり王子」と呼ばれる21歳の凄さはどこにあるのか。そして、日本男子の今後は――。前回の女子に続き、元日本代表の岡部紗季子さんに聞いた。
-
阪神を足から変えた“走りのプロ”の革命 選手も驚き「もう10年早く知りたかった」
2017.10.12プロ野球で今シーズン、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした阪神。金本知憲監督の下、2位に入り、就任2年目にして初のプレーオフに駒を進めたタテジマ軍団だが、その裏で“虎の足”から躍進を支えた人物がいる。秋本真吾氏(35)。元陸上のトップハードル選手である。
-
日本サッカーの弱点をいかに補うか 歴代代表監督の言葉以上に求められる協会の指針
2017.10.05「お前は大きくないから、まともにぶつかれば負ける。でもその代わり動けるんだから、シンプルにボールを動かして、どんどんスペースへ出ていけば、相手は嫌がるんだ」――イビチャ・オシム
-
五輪出場権獲得のフィギュア北朝鮮ペア、日本で明かしていた“日常”と“笑顔”
2017.09.30フィギュアスケートのネーベンホルン杯(ドイツ・オーベルストドルフ)は29日、五輪最終予選を兼ねて行われ、北朝鮮ペアが平昌五輪の出場権を獲得した。北朝鮮が来年の平昌五輪で出場権を獲得するのは、全競技を通じて初。一躍、脚光を浴びる存在となった男女は、今年2月に札幌で行われた冬季アジア大会に出場し、“日常”を明かしていた。
-
選手を陰で支えるフィジカルトレーナー その役割とアプローチの“極意”とは?
2017.09.28スポーツ選手の活躍の陰には、本人の努力はもとより、スタッフの働きがあることも見逃せない。「THE ANSWER」では、フィジカルトレーナー兼フィットネスモチベーターの中野ジェームズ修一氏が、スポーツトレーナーを語る連載をスタート。第1回のテーマは「フィジカルトレーナーの役割とアプローチ法」だ。
-
日本が韓国のライバルになった日 「アジアで最もテクニカルなチームに変貌した」
2017.09.28「日本がアジアで最もテクニカルなチームに変貌していた。ものすごくショックで、しばらくチーム内でも誰も口を開くことがなかった」――ホン・ミョンボ(元韓国代表)
-
「プレッシャーで潰されないで」 早実・清宮、「憧れ」王さんの想い超えたプロ決意
2017.09.222015年8月6日。王さんと清宮は“対面”していた。場所は甲子園球場。全国高校野球選手権大会の開会式だった。
-
マラドーナを封じた元Jリーガー 「W杯優勝の自信がない」チームはなぜ変貌したのか
2017.09.21「ピークを持ってきた第1戦で快勝し、これならどことやっても勝てると思えた」――ギド・ブッフバルト(元西ドイツ代表/元浦和レッズ)
-
なでしこ主将・熊谷紗希、世界と戦う上で「絶対に捨てない」と誓った自分の強みとは
2017.09.159月3日、フランス・D1フェミナン(女子1部リーグ)開幕とともに、なでしこジャパンのキャプテン熊谷紗希のフランス5年目の挑戦がスタートした。2011年に浦和レッドダイヤモンズ・レディース(浦和L)からドイツの1.FFCフランクフルトに移籍、13年からはオリンピック・リヨンで研鑽を続ける26歳の現在の心境に迫った。
-
「see」から「do」へ― 小塚崇彦、28歳が描くフィギュア界の“幸せな未来”
2017.09.12かつてフィギュアスケート界を華やかに彩り、五輪の舞台も踏んだ元トップスケーターが今、フィギュア界の未来のために汗を流している。小塚崇彦さん。男子の高橋大輔、織田信成、女子の安藤美姫、浅田真央らとともに、長らく日本スケート界を支えた一人だ。
-
「がっかり」から始まったJリーグ人生 元セレソン名手を磨いた日本サッカー
2017.09.10「日本でプレーしていたからこそ、僕はセレソンにも呼ばれ、夢だったワールドカップにも出場出来たんだ」――セザール・サンパイオ
-
サッカーを続けるために― なでしこ主将・熊谷紗希が“壁”を乗り越えられた理由
2017.09.09女子サッカー界は小学生の選手が増えた一方で、中学時代にサッカーに集中できる環境を失い、他のスポーツに移行する者も多い。そんななか、「サッカーを続けるため」にこだわり、学業との両立や距離の壁を乗り越えた選手もいる。現なでしこジャパンのキャプテン、DF熊谷紗希(オリンピック・リヨン/フランス)もその1人だ。
-
女子部員も? 大安に提出? 知っているようで知らない「プロ志望届」の世界
2017.09.08日本高野連と全日本大学野球連盟は公式サイトでプロ志望届の提出者の公示を開始。アマ球界の秋の風物詩が今年も始まり、7日現在、高校生16人、大学生1人が提出している。正式名称は「プロ野球志望届」。一般的に10月のドラフト会議で指名を受けるために必要な書類と認知されているが、果たして、どんなものなのだろうか。
-
「プレーする喜び」をいかに伝えるか 町クラブの試合で聞いたユニークな“叫び声”
2017.09.07普段フライブルクで指導者をしている僕にとって、他の地域の子供たちのサッカーを見るのはとても楽しい。それは同じドイツでも、それぞれの地域に、それぞれの特徴があるからだ。サッカー的にもダイナミックさを重視する地域があれば、技術を大切にする地域もある。でも共通して言えるのは、怒鳴り散らす指導者がいない、ということだ。
-
どうなる、平昌五輪戦線? 小塚崇彦流のフィギュア17-18年シーズンの楽しみ方
2017.09.07「THE ANSWER」ではバンクーバー五輪代表の小塚崇彦氏がフィギュアスケートを語る非定期連載をスタート。現役スケーターの分析からフィギュア界の裏側まで、毎回テーマを設定。元トップ選手だから語れる話題をお届けする。