[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【パンパシ水泳】青木玲緒樹「笑って泣かせられるように」 平井コーチの“秘蔵っ子”が誓う野望とは

8月9日に開幕するパンパシ水泳(4日間・東京、テレビ朝日系列で中継)の注目選手22人を毎日紹介する「THE ANSWER」の「パンパシ水泳カウントダウン連載」。開幕まであと19日の第3回は女子平泳ぎの青木玲緒樹(ミキハウス)だ。北島康介氏らを指導した平井伯昌コーチの秘蔵っ子として、一躍力をつけてきた23歳が、恩師を再び泣かせることを誓った。

4月の日本選手権では100、200メートルと2種目で連覇を達成した青木玲緒樹【写真提供:テレビ朝日】
4月の日本選手権では100、200メートルと2種目で連覇を達成した青木玲緒樹【写真提供:テレビ朝日】

「あと19日!パンパシ水泳カウントダウン連載」―恩師を泣かせた23歳の急成長

 8月9日に開幕するパンパシ水泳(4日間・東京、テレビ朝日系列で中継)の注目選手22人を毎日紹介する「THE ANSWER」の「パンパシ水泳カウントダウン連載」。開幕まであと19日の第3回は女子平泳ぎの青木玲緒樹(ミキハウス)だ。北島康介氏らを指導した平井伯昌コーチの秘蔵っ子として、一躍力をつけてきた23歳が、恩師を再び泣かせることを誓った。

【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら

 ◇ ◇ ◇

 4月の日本選手権では100、200メートルと2種目で連覇を達成。「ようやく自分の力が発揮できた試合だったかなって、本当に思います」。青木は胸をなで下ろすように振り返る。2017年大会に続く連覇となったが、当時とは全く内容が違うという。

「社会人になって全然自己ベストを更新できず、自分の力を全然発揮できずすごく悩んでいたんですけど。今年は自分のレースにきちんと集中しようと思って、昨年も2種目優勝して、今年も優勝したいという気持ちが強かった」

“優勝したい”と強く思って臨んだレースで、昨年の記録を上回る好タイムで2冠を達成。100メートルの1分5秒90は日本記録に0.02秒差に迫り、200メートルも2分21秒85の自己ベストだった。

「前日のアップの時に、日本に帰ってきて一番感覚が良かったと思う。環境が良いっていうのもあるんですけど、辰巳のプールが泳ぎやすくて。そこで泳ぎがようやく整ったかなという感じでした」

 13歳から平井コーチに師事する青木。まさに秘蔵っ子だ。その名伯楽が100メートルのレース後に涙するシーンがあった。

「私もびっくりして、自分のタイムにもビックリしたんですけど、そっちの方が結構ビックリして、先生……みたいな感じになりました。本当にそれぐらい喜んでくださったんだなと思って、それを見て嬉しかったですね。自分のことよりもビックリしました」

1 2 3 4
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集