東京世界陸上で喪失感「辞めてもいいかな」 橋岡優輝が誘った最強4人旅…江島雅紀に北口榛花&サニブラウンも加わって【後編】

アジア大会から世界陸上、ロス五輪へ
そんな2人が今、再び同じ日の丸を背負う。舞台は32年ぶり自国開催のアジア大会。江島は初、橋岡は18年ジャカルタ大会以来2度目の出場となる。
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江島「怪我をしてからの4年間が無駄じゃなかったと思える大会にしたい。昨年の東京世界陸上に出られなかった悔しさもある。自国開催の国際大会に出られるのは、多分これが最初で最後かなとも思うから、やりきりたい。記録もメダルも目指し、何より、去年味わえなかった自国の歓声を楽しみたい」
橋岡「アジアのレベルもかなり高くなって、一筋縄ではいかない。だからこそ、まずは自分のやるべきことをやる。その先に結果がついてくるのかなと。両親もアジア大会に出ていて、母(直美さん)が3位、父(利行さん)が5位だった。もちろん優勝が目標だけど、まずは2位以上で橋岡家の中で一番になりたい(笑)」
その先には27年世界選手権北京大会、28年ロサンゼルス五輪も待つ。
江島「ロスでは大学1年生の頃から澤野(大地)さんと一緒に、冬に合宿をしていた。そこでオリンピックができるのもうれしいし、現地にいるコーチたちに最大限の恩返しができる場所だと思ってる。僕は昔から『2回できて本物』といろんな局面で思っている。まだ世界選手権もオリンピックも1回ずつの出場なので、もう1回ずつ出るっていうのは、しっかり成し遂げたい」
橋岡「早い、時間が経つのが…。やっと今年、いろいろ落ち着いて見つめ直せるようになった。東京世界選手権までが第1章で、僕は今を(競技人生の)第2章と位置づけているけど、何となく形にしたいものが見えてきた。それでも1年短いと感じる。誰かつくってくれないかな? 『精神と時の部屋』(漫画『ドラゴンボール』に登場する、外の世界とは時間の流れが異なり、1日で1年分の修業ができる特別な空間)。とはいえ、時間はいくらあっても足りないと思う。だからこそ、ここからの2年間をどれだけ濃密に過ごせるか。常にベストな選択ができるように、頭をフル回転させてやっていきたい」
時間の有限さも感じ始めた。それでも、互いに刺激を受けながら、友達であり、切磋琢磨する関係は変わらない。高校時代から同じ時代を歩んできた2人は、再び日の丸を背負って大舞台に立つ。
【アジア大会の競技予定】
○男子走り幅跳び
予選 9月27日12時40分~
決勝 9月28日19時55分~
○男子棒高跳び
決勝 9月29日18時20分~
(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)
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