「シン・山の神」黒田朝日が社会人初レース、再始動に「いい手応え」 ロス五輪へ原晋監督「順調にきている」
今年の箱根駅伝5区で区間新記録を樹立した黒田朝日(GMOインターネットグループ)が社会人初レースに臨んだ。26日、町田GIONスタジアムで行われた絆記録挑戦会の男子5000メートル6組(妙高市杯)に出場。今春の大学卒業後、初のレースで13分33秒98だった。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 絆記録挑戦会
今年の箱根駅伝5区で区間新記録を樹立した黒田朝日(GMOインターネットグループ)が社会人初レースに臨んだ。26日、町田GIONスタジアムで行われた絆記録挑戦会の男子5000メートル6組(妙高市杯)に出場。今春の大学卒業後、初のレースで13分33秒98だった。
まずは試運転で再始動した。社会人デビュー戦を終えて「完全に仕上がっているという状態ではない中のレースだったので、だいたい(13分)30秒台、40秒前後を狙って押していければと考えていた。その中ではきつかったですけど、いいタイムでまとめられた。これだけのタイムでしっかりまとめられると分かったのは、いい手応え」と振り返った。
今年の箱根駅伝では山上り5区で1時間7分16秒という驚異的な区間新記録をマーク。「シン・山の神」と呼ばれ、次元が違う走りで青学大の3年連続9度目の優勝に大きく貢献した。2月の別府大分毎日マラソンでは2時間7分3秒の3位(日本人2位)と快走。2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。
GMOインターネットグループに入社後は、まず体を万全にすることに重点を置いた。左膝のコンディション不良を焦らず、じっくり治し、土台を作り直した。「大学から実業団というカテゴリーに移っていく中で、心と体の準備期間になったのはポジティブ」と、さらなる飛躍への準備期間となった。
今後は東日本実業団駅伝(11月15日)、来年元日のニューイヤー駅伝に照準を定め、その先にMGCを見据える。「大一番はやっぱりMGC。また今年っていう中で考えると、駅伝2本をしっかりまとめていくのが自分の仕事。MGCも確実に(代表権を)取りに行く思いでやっていきたい」と語った。
レースを見守った青学大の原晋監督は「しっかりMGCで代表権利を勝ち取る。ロサンゼルス五輪の代表を決める。そういう気構えでやってほしい。その流れは順調にきている」と力強く語った。箱根路を沸かせた「シン・山の神」。新たなステージで世界を見据え、進化を加速させる。
(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)

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