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1年で広島退団も…韓国で“神助っ人”に 学んだ異国での成功&失敗の法則「世界は思っていたより…」

米国と日本と韓国、打撃練習から違いがあるという【写真:羽鳥慶太】
米国と日本と韓国、打撃練習から違いがあるという【写真:羽鳥慶太】

野球の違いもくっきり…打者から見たロボット審判とは?

 グラウンドの中にも、異国での成功を左右する要素は多い。アメリカからやってきた目を通すと、韓国と日本の野球は「かなり似ている部分が多いと思います」と映る。その中で日本の投手の特殊性を聞くと「ワインドアップやセットポジションでのフォームが多様だと思います」という答えが返ってくる。

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「クイックモーションがあったり、2段モーションがあったり、通常の足を上げるフォームがあったりしますよね。するとタイミングを合わせるのが少し難しくなるんです」

 さらに現在、韓国ではいわゆるロボット審判(ABSシステム)の中でプレーする。ストライク、ボールを追跡システムとAIで判定し、球審はそれをコールするだけだ。

 大リーグでは現在、選手がチャレンジした時にだけ機械判定が行われる。日本にはそもそも未導入だ。デビッドソンにとっても韓国が初体験のシステムだが「正直に言うと、私はフルABS(すべて機械で判定)のほうが好きですね」と考えている。

「ストライクゾーンが常に一定なのは素晴らしいことだと思います。慣れてしまえば、ストライクはストライク、ボールはボールですからね。人間の審判だと、ゾーンが少し変わることがあります。日によって外角や内角が少し広くなったりして、それに合わせなければなりません。だから明らかなボール球がちゃんとボールと判定されるのは、バッターとして本当に助かるんです。チャレンジの権利を使ってどうこうするより、常に一定のストライクゾーンである方が好ましいです」

 郷に入っては郷に従えということわざがある。デビッドソンの日本、韓国での歩みはそれを地で行くものだった。見ている人は見ている。NCとの別れから3日後の6月29日、この試合で対戦したキウムが、ウェーバー公示されたデビッドソンの獲得に手を挙げた。今度の本拠地は大都市ソウル。デビッドソンのアジア野球の旅は、まだ続いていく。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)

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