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「辞める可能性があっていい」 陸上界の新星・青木アリエ、「引退」も視野に…挑む学生ラストシーズンの覚悟

THE ANSWERのインタビューに応じた青木【写真:中戸川知世】
THE ANSWERのインタビューに応じた青木【写真:中戸川知世】

「アスリートっぽくないけど…」 青木が“目標を決めない”理由

 静岡・浜松出身。東海大翔洋高で2年生にしてインターハイの女子400メートル6位入賞を果たした。一時はスランプに陥るも、8キロ減量の肉体改造に取り組み、日体大2年で関東インカレ、日本インカレを制するなど復活。サングラスでスタートラインに立つ姿はオーラすら感じさせる。

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 ただ、取材では度々、メンタルの弱さを口にしてきた。1年後、3年後……と中長期の目標を設定する選手は多いが、「アスリートっぽくないけど、あんまり大きい目標を決めたことがない」と話す。自身に過度なプレッシャーを与えないためでもあるが、その裏には強い覚悟が見える。

「自分はダラダラするのがあまり好きじゃない。あと何年もあると思うと、中途半端な気持ちになってしまう。『今年で最後かもしれない』という気持ちでやった方が、結果もついてくるのかなと思います」

大学ラストシーズン、青木は感謝の思いを胸に走る【写真:中戸川知世】
大学ラストシーズン、青木は感謝の思いを胸に走る【写真:中戸川知世】

 嬉しさも悔しさも味わった1年を経て、学生ラストシーズンへ。9月には名古屋でアジア大会が開催されるが、自分のペースで進んでいく。

「一つ一つの大会をこなしていけたら、結果がついてくると思う。あと1年間、アスリートとして、日体大の学生として、たくさん支えてもらった人たちに、恩返しできる結果を出したい」

 本種目の女子400メートルは5月3日の静岡国際が今季初戦。感謝の思いを胸にスタートラインに立つ。

■青木アリエ / Arie Aoki

 2004年6月4日生まれ。静岡県浜松市出身。父はペルーと日本、母はペルーとイタリアにルーツを持つ。中学で陸上を始め、東海大翔洋高2年には女子400メートルでインターハイ6位入賞。日体大では2年から関東インカレ200&400メートルで2年連続2冠、日本インカレ400メートルで連覇。昨年6月に日本国籍を取得し、初出場した日本選手権は3位。9月の東京世界陸上で混合4×400メートルリレーのメンバーに選出された。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)

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