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チェコ野球の転機は「2023年のWBCじゃない」 意外に長いTV中継の歴史「視聴率はかなり高く…」

2023年WBCからの一番の変化は「自信」

 当初から野球を担当していたコザーク氏。「だから今いる選手たちのことは、彼らがU-12やU-10でプレーしていた子どもの頃から知っています。私が入局した時にはまだ生まれていなかった選手もいますね」と目を細めた。WBC初出場、初勝利を果たした歴史的な2023年大会を経て、一番大きく変わったことは何かと問うと、こんな答えが返ってきた。

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「自信ですね。間違いなく選手たちの自信です。このチームのほぼ全員がアメリカの高校や大学に行っています。考え方が変わりました。ご存じの通り、チェコは約40年間共産主義の支配下にありました。人々はみな画一的であると考えられ、自信を持っていませんでした。しかし、今の世代は全く違います。アメリカ的アプローチと言えますね。

 自信があり、前向きで、自分たちは勝てると知っています。グラウンドに出てきて『よし、勝つぞ!』と言うんです。20年前なら『日本と試合するけど、どうせ無理だよね……』という感じでしたから」

 今大会、チェコは残念ながら4連敗でプールCの最下位に沈んだ。しかし、前回王者の日本を相手に7回まで0-0の接戦を演じた。結果的に0-9と大差がついたものの、その戦いぶりは確かに3年間の成長を感じさせるものだった。

◇ ◇ ◇

 3月5日に第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕し、熱戦が展開されている。2006年に第1回が行われてから20年、過去3回優勝した日本の強さが世界に認められる一方、国際大会を通じて世界の野球の距離は着実に縮まってきている。「THE ANSWER」では大会期間中「ベースボールの現在地」と題し、選手やスタッフが“国際野球”に挑む思いを伝える。他の種目と競技人口を比較すればマイナーと言われることもある野球。ただ世界中に、このゲームを愛する人がいる。注目される数年に一度の機会だからこそ、世界の野球の今を知り、ともに未来を考えるきっかけを作る。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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