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TV番組で特集「ゴルフ界の長澤まさみ」の今 28歳飯田真梨、燃やし続けるプロテスト合格への闘志

先週行われた女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディスは、リ・ハナ(韓国)がツアー初優勝を飾った。同大会には、アマチュア7人を含めて96人が出場。主催者推薦選考会を勝ち抜いてプレーしたのは15人で、飯田真梨(フリー)もその1人。プロテスト7度受験で合格を掴めていないが、昨年ティーチングプロ資格A級に合格し、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)会員になったことで試合出場が可能になった。テレビ番組で俳優・長澤まさみに似ていると特集されたこともある28歳。ティーチングプロの道を歩みながら、試合出場を目指す理由を聞いた。

飯田真梨【写真:Getty Images】
飯田真梨【写真:Getty Images】

ティーチング資格A級でJLPGA会員に

 先週行われた女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディスは、リ・ハナ(韓国)がツアー初優勝を飾った。同大会には、アマチュア7人を含めて96人が出場。主催者推薦選考会を勝ち抜いてプレーしたのは15人で、飯田真梨(フリー)もその1人。プロテスト7度受験で合格を掴めていないが、昨年ティーチングプロ資格A級に合格し、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)会員になったことで試合出場が可能になった。テレビ番組で俳優・長澤まさみに似ていると特集されたこともある28歳。ティーチングプロの道を歩みながら、試合出場を目指す理由を聞いた。

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 飯田は予選ラウンドを通算7オーバーで終えた。第1日は73の1オーバーで41位。予選通過圏内だったが、第2日はバーディーなし、6ボギーの78と崩れて76位だった。

「マンデー(主催者推薦選考会)から毎日ラウンドして、最後は足にきていました。体力不足です。毎週試合に出ている人はすごいです」

 7月の楽天スーパーレディースに続いての今季ツアーは2試合目。昨季も予選会を勝ち抜いて日本ゴルフ協会(JGA)主催の日本女子オープンに出場したが、今季はJLPGA会員としてプレーしている。

「会員にならないと(JLPGAの)トーナメントには出られないので、ティーチングの資格を取ってチャンスを得られたことをうれしく思います。やっぱり、こういう雰囲気の中での試合は楽しいですし、幸せな時間でした」

 飯田は12歳でゴルフを始めた。父親から「習っているテニスに役立つから」と勧められたからだった。遅めのスタートながら、名門の日大で1年時から団体戦レギュラー。2015年の2年時には全日本大学対抗戦で優勝に貢献した。同年の東京都アマチュア選手権2位。4年時(ゴルフ部は3年で退部)の17年度からプロテスト挑戦しており、18、19、21年度は最終まで進んでいる。

 18年はテスト後の最終QT(ツアー予選会)で90位にランクされ、19年シーズンはJLPGA単年登録でステップ・アップ・ツアー19試合、ツアー1試合に出場。しかし、19年度テスト前に規則が改正され、20年度からはJLPGAの会員でなければ、QTを受けられなくなった。

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