パンコンチネンタルカーリング選手権

　カーリングのパンコンチネンタル選手権が29日にカナダ・ケロウナで開幕し、日本からは女子代表のロコ・ロラーレと男子代表のSC軽井沢クラブが出場。ロコ・ソラーレは初戦のニュージーランド戦に続き、カナダ戦も10－7で勝って連勝発進した。この試合でスキップ藤澤五月が投じたラストショットで炸裂した“妙技”が話題になっている。外に流れかけたストーンが急変化してハウスに戻るという「くるりんぱ」に、日本ファンから「めっちゃ興奮した」「こんなに曲がるのか」など、驚きの声が集まっている。

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　最後まであきらめない姿勢が奇跡を呼び込んだ。4-5で迎えた第7エンド、黄色の藤澤のラストストーンはカナダの赤のストーンに当たると、真ん中に残っていた黄色のストーンだけを残し、2つの赤のストーンをはじき出した。その勢いで藤沢のストーンもハウスの外でゆっくりと流れる。しかし、止まる寸前に急に内側に戻った。鈴木夕湖のフルスイープもあって、黄色のストーンは見事にNo.2となり、2点をつかんだ。

　世界カーリング連盟公式X（旧ツイッター）は「オーマイ。フジサワ・サツキが積み重なったストーンに当て、最後の信じられないスピンのおかげで日本に2得点」とつづって動画を公開。叫びまくるロコの選手たちの声も入っていることもあって、海外ファンからは「この女の子たち大好き」といった声が寄せられたが、日本人ファンからはロコのメンバーが「くるりんぱ」と呼ぶミラクルショットへの驚きのコメントが寄せられた。

「（あきらめのわるい）夕湖ちゃんのスーパープレーです」
「これかー！奇跡のくるりんぱは！」
「何度も見ちゃう　夕湖ちゃんの最後まで粘ったスイープが効きましたね」
「くるりんぱ すごい！」
「最後のクルンで貴重な2点目ゲット　最後までサボらない」
「めっちゃ興奮した、”くるりんぱ”　スイープのたまものです」
「こんなに曲がるのか！」
「うおー戻ってきた」
「こんなことってあるんだwww」
「本当にスピンさせて2点目取るとかあるのw」
「クソパワーボイス入ってるのウケる」

　この2点で流れをつかんだロコは第8エンドにも2点をスチールして突き放し、10－7で勝利。30日（日本時間31日）に行われた1次リーグ第3戦メキシコ戦も9－1で勝ち、開幕3連勝としている。