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「面白いポーズを!」に宇野昌磨は… ライバルだけど仲間、3人の友情が表れた一枚

フィギュアスケートの世界選手権は、さいたまスーパーアリーナで熱戦が展開された。「THE ANSWER」はフォトグラファー・矢口亨氏のフォトコラムを連日掲載。今回は25日に行われた男子フリーから、宇野昌磨(トヨタ自動車)。196.51点、合計301.14点で、日本男子初の連覇を達成した。

車俊煥(右)、イリア・マリニン(左)に挟まれた宇野昌磨が「面白いポーズを!」に応えた場面(カメラ=SONY α1、レンズ=FE50mm F1.2GM)【写真:矢口亨】
車俊煥(右)、イリア・マリニン(左)に挟まれた宇野昌磨が「面白いポーズを!」に応えた場面(カメラ=SONY α1、レンズ=FE50mm F1.2GM)【写真:矢口亨】

フォトグラファー・矢口亨のフィギュア世界選手権フォトコラム

 フィギュアスケートの世界選手権は、さいたまスーパーアリーナで熱戦が展開された。「THE ANSWER」はフォトグラファー・矢口亨氏のフォトコラムを連日掲載。今回は25日に行われた男子フリーから、宇野昌磨(トヨタ自動車)。196.51点、合計301.14点で、日本男子初の連覇を達成した。

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 競技後に記者会見場で行われたメダリストのフォトセッションで「面白いポーズをお願いします!」という司会者からのリクエスト。

 2位の車俊煥(韓国)、3位のイリア・マリニン(米国)に挟まれた宇野は、目の前のテーブルに半分顔を隠すようにしゃがみ込んだ。控えめな感じが宇野らしい。何より3人の仲の良さが表れた一枚だと思う。

「競技は自分との戦い。そして演技はやらなければいけないことをやる。でも他の選手がそういうことをやっているのを見て応援したり、お互いが支え合っているのがフィギュアスケートの良さ」とマリニン。

 ライバルだけど仲間。リンク外ではそんな美しいストーリーが繰り広げられている。

■矢口 亨 / Toru Yaguchi

 フォトグラファー。山形県上山市生まれ。上智大を経て02年に報知新聞社入社。12年ロンドン五輪、21年東京五輪、22年北京五輪などを取材。フィギュアスケートの撮影は19年の世界選手権(埼玉)から。今年2月に退社し、フリーに転身。著書に写真集「羽生結弦2019-2020」「羽生結弦2021-2022」など。

(矢口 亨 / Toru Yaguchi)

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