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逆境どう乗り越えるか 柔道金メダリストが語る成長の転機とは

アスリートにとってケガはつきもの。過度の練習で身体を痛めてしまうケースや試合中のアクシデントで負傷するケースなど、シチュエーションは様々だ。ケガとの向き合い方も人それぞれだろう。

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ケガをいかに乗り越えるか、柔道五輪3連覇・野村忠宏の場合は

 アスリートにとってケガはつきもの。過度の練習で身体を痛めてしまうケースや試合中のアクシデントで負傷するケースなど、シチュエーションは様々だ。ケガとの向き合い方も人それぞれだろう。

 そんな逆境をどう乗り越えていけばいいのか――。今回、柔道金メダリストの野村忠宏さんに話を聞いた。

 野村さんといえば、言わずと知れた柔道界のレジェンド。1996年のアトランタ大会、2000年のシドニー大会、2004年のアテネ大会と男子60キロ級で五輪3連覇を果たした。そんな名選手も30代に入ってから度重なるケガに悩まされてきたという。

「日常生活の中で膝がぶれたり、関節がずれるような時があるんですよ。体をひねって何かを取ろうとした時などですね。少し身体をずらすことなどが重なると膝に水が溜まってしまうことがある。すでに半月板や軟骨がいい状態じゃないですからね」

 華々しい競技人生の裏で直面した数々の負傷。1999年の左膝靭帯損傷、アテネ五輪後の2007年の右膝前十字靭帯断裂など選手生命にかかわるような大怪我もあった。「最高の柔道を作り上げたいという思いに体がついてこなかった。最後はボロボロでしたね」。そう語る野村さんだが、一方で年齢による肉体の衰えや相次ぐ負傷が技術の向上につながったと振り返る。

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