W杯優勝賞金はいくら? 48か国開催の北中米大会は「過去最高額」 野球WBC&バスケW杯を凌駕【W杯トリビア】
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、決勝と3位決定戦の残り2戦となった。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第37回は「今大会の優勝賞金は?」。

連載「ワールドカップ・トリビア」第37回
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、決勝と3位決定戦の残り2戦となった。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第37回は「今大会の優勝賞金は?」。
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Q.今大会の優勝賞金は?
A.過去最高額の約81億円!
【解説】
FIFAは大会前に今大会の賞金額を発表しています。それによれば、優勝賞金は5000万ドル。1ドル162円で計算すると、約81億円になります。その他に、48の出場国には準備金として一律で250万ドル(約4億500万円)が支給されます。優勝すれば5250万ドル(約85億500万円)。莫大な額といえます。
賞金は順位で細かく設定されていて、準優勝3300万ドル、3位2900万ドル、4位2700万ドル、ベスト8が1900万ドル、ベスト16が1500万ドル、ベスト32が1100万ドル。1次リーグ敗退でも1000万ドルの賞金は出るので、準備金と合わせて1250万ドル、20億円以上は補償されているわけです。
おもしろいのは優勝と準優勝、4位とベスト8など差が大きいところもあれば、3位と4位はわずかの差。3位決定戦が重要視されない理由かもしれません。同様に1次リーグ敗退と決勝トーナメント1回戦敗退の差が少ないのも特徴的といえます。
賞金は大会ごとに急激に増えています。日本が初出場した98年フランス大会の優勝は650万ドルでしたから、今はその8倍近く。今大会は出場国数が32から48に増え、試合数も1.5倍以上増えたことから、賞金総額も前回の倍近くになっています。
ちなみに、他競技の優勝賞金は、今年行われた野球のWBC優勝が750万ドル。23年バスケットボールワールドカップは250万ドル、昨年のバレーボール世界選手権は100万ドル、いかにサッカーが高額か分かります。ちなみに賞金は各国協会に支給されるもので、選手へのボーナスは各協会任せ。世界では大会前にボーナスを巡って選手と協会が対立することも珍しくありません。
(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)
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