大谷球宴欠場、決断に透ける“強さの一端” 左膝「水抜き」処置を専門家が解説…二刀流復活へ「大切なポイント」とは
怪我は不安でも…大切なのはその後「大谷選手の強さは怪我の向き合い方にも」
膝に水が再び溜まらない状態を保てるかどうかが、二刀流での復帰を考えるうえで大切なポイントになります。それに加えて、痛みや可動域、踏み込み脚の筋力、投球後から翌日にかけて症状が再び悪化しないかを確認する必要があります。
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二刀流の道を走る大谷選手は、これまでも決して怪我が少なかった選手ではありません。足首、ハムストリング、肘、膝など、報道されているだけでもさまざまな怪我を経験しています。それでも長くトップレベルで活躍し続けている大きな要因のひとつは、怪我をした後の対応が非常に優れていることであると感じます。
もちろん、怪我をしないことが最も大切です。怪我をしにくい体作りのためにウエートトレーニングを行い、コンディションを整え、体への負担を減らす努力は欠かせません。ただ、あまり言いたくはありませんが、高いレベルのスポーツであるほど、怪我のリスクをゼロにすることは難しくなります。投打にメジャーでトップクラスの大谷選手ですと、競技中の出力が高く、動作の速度も速く、求められる動きの精度も異次元に高いからです。
だからこそ、怪我をしたときにどう判断するかが重要になります。無理をして出るのか、いったん休むのか。保存的に様子を見るのか、必要であれば手術を選択するのか。復帰を急ぐのか、少し時間をかけてでも再発を防ぐのか。その判断の積み重ねが、選手寿命を大きく左右します。
大谷選手は、出たい試合でも必要なら休む、必要なら手術を受ける、そして復帰までのプロセスを丁寧に踏むという適切な判断を続けてきた選手だと思います。今回のオールスター欠場も、ファンとしては残念ですが、長く活躍するためにはとても大切な判断だと思います。
怪我をしたこと自体だけを見ると、どうしても不安になります。しかし、本当に大切なのは、怪我をした後にどう対処するかです。競技を休む勇気、治療を選ぶ判断力、復帰を焦らない冷静さ。大谷選手の強さは、プレーの能力だけでなく、そうした怪我への向き合い方にも表れているのではないでしょうか。
(THE ANSWER編集部)
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