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強豪ドイツ&オランダが32強で敗退 明暗分けたPK戦…W杯ではいつ始まった? 以前は抽選、CKの数で決着も【W杯トリビア】

地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、決勝トーナメントが始まった。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。ラウンド32では強豪ドイツとオランダがPK戦で敗退。第19回は「PK戦はいつ始まったの?」。

PK戦で敗退が決定したドイツ代表【写真:ロイター】
PK戦で敗退が決定したドイツ代表【写真:ロイター】

連載「ワールドカップ・トリビア」第19回

 地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、決勝トーナメントが始まった。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。ラウンド32では強豪ドイツとオランダがPK戦で敗退。第19回は「PK戦はいつ始まったの?」。

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Q.PK戦はいつ始まったの?

A.W杯では1982年大会が初めて

【解説】

 延長含め120分の激闘の後、明暗を分けるPK戦。これまで数々のドラマが生まれた「同点の場合の試合結果決定方法」が規定されたのは1970年です。それまでは特に規定がなく、再試合が行われていました。日程的に不可能な時は抽選、CKの数で次のラウンドへの進出チームを決めたこともありました。

 W杯でPK戦が導入されたのは78年アルゼンチン大会から。初めて行われたのは77年1月9日、アフリカ予選1回戦でチュニジアがモロッコに勝利した試合でした。もっとも、本大会は2次リーグ1位同士の決勝戦だったため実施されず。当時、決勝戦は再試合を行うことになっていたからです。

 本大会で初めて実施されたのは82年スペイン大会でした。2次リーグを突破した西ドイツとフランスによる準決勝、1-1からの延長でプラティニ率いるフランスが2点リードしましたが、西ドイツがルンメニゲのゴールなどで3-3と追いついてPK戦を制して決勝に進みました。今も名勝負として語り継がれる「セビリアの死闘」です。

 86年メキシコ大会からは16チームによる決勝トーナメントが採用されたため、毎大会行われています。前回カタール大会では1回戦で日本がクロアチアに敗れるなど、3位決定戦を含む16試合中5試合がPK戦決着でした。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)

荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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