サッカーで「ノースリーブ」はいけないの? 涼しそうだけど…「袖」が規則に明記されている理由【W杯トリビア】
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会はグループリーグが終了。いよいよ決勝トーナメントへと進む。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第17回は「袖なしユニホームはなぜいない?」。

連載「ワールドカップ・トリビア」第17回
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会はグループリーグが終了。いよいよ決勝トーナメントへと進む。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第17回は「袖なしユニホームはなぜいない?」。
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Q.袖なしユニホームは?
A.ルールで禁止されています
【解説】
30度を超す中、選手たちは暑さとも戦っています。各チームのユニホームを見ながら「ノースリーブなら涼しそう」と思う人もいるかもしれません。しかし、競技規則第4条では「袖のあるシャツ」と明確に規定されています。
袖が必要とされるのは、主に安全性からです。サッカーは激しい身体接触があり、転倒して芝に体をぶつけることも少なくありません。肩や上腕部の擦り傷などを防ぐために、袖が必要とされるのです。
ノースリーブが禁止ですから、試合中に袖をまくることもNG。夏の練習中には「袖まくり」をしている選手もいますが、試合でやると主審に注意されて戻すことになります。
実は2002年のW杯日韓大会では、カメルーンがノースリーブのユニホームを計画しました。日本の暑さ対策なのかもしれませんが、もちろん認められず。大会では用意したノースリーブに黒い布で袖を足して着用しました。
今大会では(多くの大会で同じですが)、各チームは色が異なる2種類のユニホームを登録。色合いや明るさなど対戦チームが区別しやすいように、事前に着用するユニホームを決めています。
(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)
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