「俺は壊れそうやったけえ」 W杯で実感、23/26…久保竜彦が触れた日本サッカーの進歩「昔は1個だけで」
サッカー北中米ワールドカップ(W杯)は20日(日本時間21日)、1次リーグF組で日本がチュニジアと対戦。4-0と快勝し、決勝トーナメント進出に前進した。この試合に合わせ、2022年カタール大会に続き「THE ANSWER」で解説を務める元日本代表FW久保竜彦が編集部に来訪。試合を分析した。全3回の第3回は日本サッカーの進歩について。2006年ドイツW杯を目指すジーコジャパンのエースとして君臨したドラゴン。あれから20年、多くの選手が欧州で磨き抜いた「+α」の武器を「今はそれがないとだめ」と当時と比較し、訴えた。(取材・構成=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

日本―チュニジア戦ドラゴン解説第3回
サッカー北中米ワールドカップ(W杯)は20日(日本時間21日)、1次リーグF組で日本がチュニジアと対戦。4-0と快勝し、決勝トーナメント進出に前進した。この試合に合わせ、2022年カタール大会に続き「THE ANSWER」で解説を務める元日本代表FW久保竜彦が編集部に来訪。試合を分析した。全3回の第3回は日本サッカーの進歩について。2006年ドイツW杯を目指すジーコジャパンのエースとして君臨したドラゴン。あれから20年、多くの選手が欧州で磨き抜いた「+α」の武器を「今はそれがないとだめ」と当時と比較し、訴えた。(取材・構成=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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改めて振り返ると、いいね。いい試合だった。想像以上に、自分たちのゲームって感じだった。
やっぱ、地力よね。立ち上がりね、もしかしたら(リズム悪くなるか)……みたいなんもあったけど、全然そんな感じじゃなかった。地力ていうんはなんというか、多少ボール持たれても「来なさい」みたいな感じよね。
最終ラインもそうやし、中盤もボランチのところもそう。相手の出方を見て、それに余裕で対応できてる。本当、横綱っぽい感じ。こんなんW杯でできるんやと思ったよ。個々(メンバー26人中23人)でヨーロッパでやっとることが大きいんかね。
マリノスは近かったけど、Jリーグやし。こういう感覚をW杯でやるっていう。さっき(第1、2回で)話した上田も、冨安も、堂安もそうよ。
俺もデサイー(元フランス代表DF)とかとやったけど、無理やったけえ、壊れそう(怪我しそう)やったけえ、海外も行かんかったし。そこで、ああいうやつらと上田は毎週毎週戦って、点決めまくって、成長しているし。
冨安はくさびのパスが上手い。守備もできて。堂安は前であれだけできて、守備もやれる。今はそれ(+αの武器)がないとだめなんよ。なんか持っとる。昔はなかった。1個だけ(の武器)で戦ってたよ。Jリーグ、日本代表もそうやったけど。
とりあえず(前に)ボーンと蹴る。そんなんだから。レベルは上がってるし、みんな上手いだけじゃなくて強いよ。
ヨーロッパはそうじゃないと出られんじゃないの、試合に。そういう体にしていくんやろね。俺らの時は点取るためだけの体でよかった。別に守備とか持久力とか、あんだけ走らんと1個やっておけばいいや、みたいな感じのサッカーやったもん。
今はやらなあかんことが多い。でも、あそこまでできるんや。それが日本人やと思う。真面目やし、規律正しい。
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