THE ANSWER編集部・鉾久 真大の記事一覧
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「心に来た」公開ダメ出しに一発回答「河村っぽいじゃないですか」 ホーバス監督も微笑む28得点
2024.06.24男子バスケットボールの世界ランク26位・日本代表は23日、北海道・北海きたえーるで国際強化試合に臨み、同5位のオーストラリア代表と95-95で引き分けた。89-90で逆転負けした22日の初戦に続き、パリ五輪を見据えた一戦。前日の記者会見でトム・ホーバス監督から愛ある公開ダメ出しを受けた河村勇輝は、両軍最多の28得点6アシスト。強い覚悟と責任を持って「成長が問われる」試合に臨んだ。
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バスケ日本戦で奮闘した子連れの35歳 1歳娘の育児は現役にマイナスじゃない「彼女がいるから…」
2024.06.23女子バスケットボール日本代表と20日から2日間の国際強化試合(北海道・北海きたえーる)で対戦したオーストラリア代表には、1歳7か月の子どもを連れて戦った35歳のママ選手がいた。五輪に2度出場したカイラ・ジョージは、取材エリアにも愛娘を抱えて登場。日本ではあまり普及していない養子縁組で授かった命だった。THE ANSWERの取材に対し、母親業がプレーにもたらす影響を語ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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バスケ河村勇輝に愛ある公開ダメ出し 敗戦のホーバス監督「富樫を使ったほうがいいかなと」
2024.06.22男子バスケットボールの世界ランク26位・日本代表は22日、北海道・北海きたえーるで国際強化試合に臨み、同5位のオーストラリア代表に89-90で敗れた。試合後の会見ではトム・ホーバス監督から若き司令塔の河村勇輝へ愛ある“ダメ出し”が飛んだ。
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女子バスケ日本は「世界で最もユニーク」 2連敗した世界3位豪州の主軸が称賛「とても賢かった」
2024.06.22女子バスケットボールの世界ランク9位・日本代表は21日、北海道・北海きたえーるで国際強化試合に臨み、同3位オーストラリア代表に95-87で2連勝した。20日の初戦に続き、パリ五輪を見据えた一戦。米女子プロバスケットボール(WNBA)でのプレー経験もある豪州代表の35歳が日本の強みや印象に残った選手を教えてくれた。
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女子バスケ日本の「ヒリヒリ」五輪選考が佳境 怪我でも出場直訴、指揮官「みんな人生懸けてる」
2024.06.22女子バスケットボールの世界ランク9位・日本代表は21日、北海道・北海きたえーるで国際強化試合に臨み、同3位オーストラリア代表に95-87で2連勝した。96-85で勝利した20日の初戦に続き、パリ五輪を見据えた一戦。12人の本番メンバー入りへ、16人の候補選手は決死の想いでコートに立った。チームプレーで勝利を掴んだ裏には覚悟を持ってプレーする選手たちがいた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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バスケ日本に帰ってきた司令塔・町田瑠唯 「チーム力が上がる」 指揮官も唸る攻撃的パスセンス
2024.06.21女子バスケットボールの世界ランク9位・日本代表は20日、北海道の北海きたえーるで国際強化試合に臨み、同3位オーストラリア代表に96-85で勝利した。東京五輪以来、約3年ぶりに国内開催の代表戦に出場した町田瑠唯(富士通)が地元・北海道で攻撃を牽引。金メダルを目指すパリ五輪に向け、頼もしい31歳の司令塔がチームの攻撃力を引き上げた。
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富永啓生、背中押されたカリーの金言から5年 思い出の地で女子中高生を指導「苦しい時ほど原点に」
2024.06.15男子バスケットボール日本代表の富永啓生が、アンダーアーマー日本総代理店の株式会社ドームと1日付でパートナーシップ契約を締結したことが15日、発表された。NBA・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーのシグネチャーブランド「カリーブランド」と契約するアジア人初、世界4人目の選手となる。この日、契約記念イベントが都内で行われ、女子中高生にアドバイスを送った。
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英語も話せない若者が、米国で「日本のカリー」になるまで 富永啓生に聞いた「1つ言える」こと
2024.06.06男子バスケットボール日本代表の富永啓生が6日、オンラインで2023-204シーズン帰国報告会見を行った。2019年3月に愛知・桜丘高を卒業後、バスケの本場・米国に飛び込んで5年。NCAA(全米大学体育協会)1部のネブラスカ大ではエースとして活躍し、同州の親善大使に任命されるほどのスターとなった。そんな23歳に、異国での挑戦を志す“後輩”へのメッセージを聞いた。
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SNS中傷をノコノコブームに変えた“神対応” 広島・山崎稜が脇役扱いから優勝の主役になるまで【Bリーグファイナル】
2024.05.30初優勝の裏には、ネガティブな声をポジティブな空気に変えたMVPの働きがあった。バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル。広島ドラゴンフライズは琉球ゴールデンキングスを2勝1敗で制した。リーグ創設8季目で昇格チームによる初のB1制覇。その裏では、チャンピオンシップ(CS)MVPに輝いた山崎稜の“神対応”がきっかけで、ファンの間であるブームを起きていた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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経営難、B2、兼任監督…苦難を乗り越え掴んだ初優勝 広島の42歳主将・朝山正悟が迎えた有終の美【Bリーグファイナル】
2024.05.29バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第3戦が28日、神奈川・横浜アリーナで行われ、B1昇格4季目の広島ドラゴンフライズが昨季王者・琉球ゴールデンキングスに65-50で勝利。リーグ創設8季目で昇格チームによる初のB1制覇となった。低迷期を知る42歳の主将・朝山正悟はこの日で引退。「最高のバスケ人生でした!」と誇らしげに微笑んだ。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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解説も「どういうこと?」と困惑 驚異の3P成功率80%、広島・山崎稜の凄み「入る自信しかない」
2024.05.26バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第2戦が26日、横浜アリーナで開催され、広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスに72-63で勝利し、1勝1敗のタイに戻した。解説からも「どういうこと?」と困惑の声が上がる驚異の3ポイントシュート(3P)成功率を見せた山崎稜は「入る自信しかないのでもっと打っていきたい」と好調ぶりに笑顔を見せた。
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遂に引退へ残り1戦 Bリーグ創設前を知る広島の42歳、朝山正悟が望む集大成「バスケ界の勝利を」
2024.05.26バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第2戦が26日、横浜アリーナで開催され、広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスに72-63で勝利し、1勝1敗のタイに戻した。今季限りで引退を発表している42歳のレジェンド朝山正悟は、「なかなかゆっくりさせてくれない優しい仲間」と笑顔。第3戦が「日本バスケ界の勝利」となることを願った。
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報道陣もスラダン三井寿を連想 琉球・今村佳太、3P5本の裏にインサイド陣への信頼「ゴリがいるので」【Bリーグファイナル】
2024.05.25バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第1戦が25日、横浜アリーナで開催され、琉球ゴールデンキングスが広島ドラゴンフライズに74-62で勝利し、連覇に王手をかけた。両チーム最多の15得点を挙げた日本代表の今村佳太は「うちにはゴリがいるので……」と大人気バスケ漫画のキャラクターにたとえ、インサイド陣の奮闘を称えた。
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208cm&122kgの存在感 南アフリカから帰化1年目、敗戦広島で光った河田チリジのインサイド【Bリーグファイナル】
2024.05.25バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第1戦が25日、横浜アリーナで開催され、琉球ゴールデンキングスが広島ドラゴンフライズに74-62で勝利。連覇に王手をかけた。広島は敗れたものの、第4クォーター(Q)に猛追。反撃の起点となった帰化選手の河田チリジは「アグレッシブで居続けるように」と果敢に体を張り続けた。
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バスケ界の人気者・馬瓜エブリンが描く五輪後の希望 報道陣には笑顔のダメ出し「声が小さい!」
2024.05.17バスケットボール日本代表は16日、都内で新ユニホームデザインおよび「日本一丸」プロモーション発表会を行った。男子は渡邊雄太と馬場雄大が、女子は馬瓜エブリンと宮崎早織が登壇。真新しいユニホーム姿を披露した。日本バスケ界のさらなる盛り上がりを期待するエブリンからは、報道陣に対して“異例のお願い”も出された。
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女子バスケ人気を支えるSNSの「中の人」 リーグ最多7168人集結、その裏で深夜4時まで動いた指先
2024.04.24活況の女子バスケットボール界に陰の立役者がいる。13日から3日間行われたWリーグプレーオフ決勝。富士通がデンソーを2勝1敗で上回り、16年ぶり2度目の優勝を果たした。第2日はリーグ史上最多の観客動員数7168人を記録。背景には、寝る間も惜しんで女子バスケ界を盛り上げようと尽力したWリーグ広報の奮闘があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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「気を使えない人は守備もできない」 バスケ16年ぶりV富士通に起きていたコート外の脳内改革
2024.04.18バスケットボール女子Wリーグの新女王・富士通は、徹底した意識統一で栄冠を掴んだ。15日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたデンソーとのプレーオフ決勝第3戦に89-79で勝利。16年ぶり2度目の優勝を決めた。常勝ENEOSから移籍3季目の主将・宮澤夕貴は、メンバーの日常生活から改革。整理整頓など細部までこだわった日々が、全員バスケに繋がった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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16年ぶりVの富士通が徹底した意識統一 13年目で初優勝の町田瑠唯は涙「やっと恩返しできた」【バスケWリーグ決勝】
2024.04.16バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝第3戦が15日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、レギュラーシーズン首位の富士通が同2位のデンソーに89-79で勝利し、16年ぶり2度目の優勝を決めた。「オーバーコミュニケーション」を掲げて意識統一を徹底。指揮官が「マイファミリー」と呼ぶ抜群のチームワークで新女王に輝いた。