THE ANSWER編集部・鉾久 真大の記事一覧
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1か月で40km走4本、掴んだ74秒の成長 おっとり系の女子マラソン佐藤早也伽が乗り越えた過酷合宿【名古屋ウィメンズ】
2025.03.109月の東京世界陸上代表の最終選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが9日、バンテリンドームナゴヤ発着の42.195キロで行われ、30歳の佐藤早也伽(積水化学)が自己ベスト2時間20分59秒で日本人トップの2位に入った。参加標準記録2時間23分30秒、代表有力候補だった小林香菜の2時間21分19秒を上回る力走を見せ、代表内定に大きく前進。月間距離を伸ばすなど終盤の粘りを携え、過去の自分を超えた。シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間20分39秒で優勝。
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「僕からすればこれはアート」 日本人にとってありふれた風景に魅了 シャッター切った欧州投手
2025.03.08野球日本代表「侍ジャパン」と対戦したオランダ代表右腕が、大阪の街にある隠れたアートに注目した。6日に京セラドーム大阪で行われた強化試合の第2戦に3番手として登板したフアンカルロス・スルバラン投手はオフの時間に市街を探索。思わずパシャリと写真に収めた“足元の芸術品”を見せてくれた。
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「日本のグラブは美しい芸術品」 来日し専門店に自ら訪問…4個も所持する欧州右腕が熱弁
2025.03.08野球日本代表「侍ジャパン」と対戦したオランダ代表に、日本のグラブに魅せられた投手がいた。6日に京セラドーム大阪で行われた強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」第2戦に3番手として登板したフアンカルロス・スルバラン投手は大阪の野球専門店を訪問。日本で購入したグラブを4個所持する右腕がその魅力を熱弁した。
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メジャー通算134発の大物が日本行きに意欲「オファー来れば…」 日本人選手と今も連絡「イイ奴だ」
2025.03.07米大リーグ通算134本塁打の実績を持つ大物が日本球界入りに意欲を見せた。35歳のディディ・グレゴリアス内野手は、5、6日に京セラドーム大阪で行われた野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」に出場。今季の行き先候補に日本も入っていることを明かした。
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完全リレー消滅に「僕の負け」 唯一安打された曽谷龍平、ホッとした宮城の一言「言った通りやな」
2025.03.07野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラドーム大阪でオランダとの強化試合を行い、9-0で完封勝ちした。6投手が8回2死まで1人の走者も許さない完全投球。内野安打で途切れさせてしまった24歳の曽谷龍平投手(オリックス)は同僚の宮城大弥投手からかけられた言葉を明かした。
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オランダ戦士が明かす「忘れられない1人の日本選手」 8年前、侍Jで見かけた足上げ打法の衝撃
2025.03.06野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」に出場したオランダ代表で、気を吐くのが37歳のドウェーン・ケンプ外野手だ。5日の第1戦ではチーム唯一の安打。2017年にはワールド・ベースボール・クラシックにも出場したベテランの経験を存分に見せている。そのケンプには、キャリアで忘れられない日本人選手がいるのだという。大谷翔平投手(ドジャース)よりも先に名前を挙げるほどだ。何がそれほど印象深かったのか。
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元ヤンキース戦士も通勤電車で「大阪探検」 侍Jと戦うオランダ代表、広報に聞いた日本満喫の裏側
2025.03.06野球日本代表「侍ジャパン」は5、6日に京セラドーム大阪で強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」を戦う。オランダの選手たちは日本文化に興味津々。2日に来日して以降大阪の街に繰り出す様子を、代表チームの公式SNSが次々に発信している。どんな狙いでコンテンツを製作しているのか、担当者に話を聞いた。
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怪物・万波中正も「やっぱりスゲェ」と漏らした一撃 鮮烈デビューの23歳同僚、師匠・熱男も感慨
2025.03.06野球日本代表「侍ジャパン」は5日、京セラドーム大阪でオランダとの強化試合を行い、5-0で勝利した。現役ドラフトで日本ハムに移籍してから1年で代表初選出となった水谷瞬外野手が初回先頭打者本塁打。早速結果を出した23歳に、日本ハムの同僚・万波中正外野手や、師と仰ぐ松田宣浩野手総合コーチも脱帽した。
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疲労骨折で4か月離脱「一番苦しく、もどかしい」 諦めなかった安藤友香が世陸代表に大前進
2025.03.029月の東京世界陸上代表選考会を兼ねた東京マラソン2025が2日、東京都庁~東京駅前・行幸通りの42.195キロで行われ、女子では東京五輪1万メートル代表の30歳・安藤友香(しまむら)が2時間23分37秒で日本人トップの11位だった。日本陸連のJMCポイントランクで暫定1位に立ち、代表入りへ大きく前進。参加標準記録2時間23分30秒の突破はならなかったが、諦めずに走り抜いた。ストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が2時間16分31秒で大会連覇。
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宮崎早織が沈痛「まだまだ脆いチーム」 ミスから自滅でカップ戦敗退「根本的に一つになれてない」【女子バスケ】
2025.02.08女子バスケットボールのWリーグは7日、神奈川・横浜武道館でユナイテッドカップ・ファイナルステージの初戦が行われ、ENEOSはシャンソンに63-72で敗れた。オータムカップに代わって今季から始まったカップ戦。多くのミスにティム・ルイスヘッドコーチ(HC)は厳しい口調で苦言を呈し、主将の宮崎早織も課題を口にした。
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流れを変えた代役コーチの一言「全員で徹底して取り切ろう」 シャンソンがENEOSとの接戦制す【女子バスケ】
2025.02.08女子バスケットボールのWリーグは7日、神奈川・横浜武道館でユナイテッドカップ・ファイナルステージの初戦が行われ、シャンソンがENEOSに72-63で勝利した。昨季リーグ覇者・富士通が待つ準決勝に進出。接戦の流れを変えたのは、ハーフタイムで代役コーチがかけた一言。リバウンドとこぼれ球を徹底的に取り切る意識で全員が手を伸ばし、勝ち星も掴んだ。
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高2で左脚切断も「別に抵抗なかった」 東京パラ銀の25歳・高松義伸がポジティブでいられたワケ【車いすバスケ天皇杯】
2025.02.03車いすバスケットボールの天皇杯は2日、東京体育館で決勝が行われ、神奈川VANGUARDS(関東ブロック1位)が埼玉ライオンズ(東日本第2次予選1位)に61-41で勝利し、3連覇を果たした。東京パラリンピックの銀メダリスト、25歳の高松義伸が26得点、23リバウンドのダブルダブル。中学3年時に骨肉腫を発症し、高校2年で左脚を切断してもポジティブでいられた訳を聞いた。
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「子育てに手応えのある人はいない」 健常者とは異なる環境でジュニア育成に試行錯誤する現状【車いすバスケ】
2025.02.02車いすバスケットボール界で青少年育成の試行錯誤が重ねられている。2日まで東京体育館で行われた天皇杯で3位になったNO EXCUSEは、2023年にアカデミーを創設。及川晋平ヘッドコーチ(HC)は遊びから体をつくり、認知力を育む環境を根付かせようとプログラムを使った指導をしている。
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異国で生死を彷徨う入院、必死で学んだ英語 海外挑戦した日本代表が「迷うなら行け」というワケ【車いすバスケ天皇杯】
2025.02.02近年、車いすバスケットボール界でも海外挑戦が増えている。その一人がリオパラリンピック日本代表の30歳、村上直広(伊丹スーパーフェニックス)だ。NBAを見て世界の舞台に憧れ、2016年からドイツ、スペインで3年プレー。最初は英語を話せなかったが、海を渡ることに迷う人に向けてアドバイスを送った。
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日本代表を裾野から強く パラ銅メダリストが進める未来への種まき「地域の環境をよくしたい」
2025.02.02裾野から日本代表を強くしたい。車いすバスケットボールでパラリンピックに4大会連続出場した53歳の大島美香(ワールドバスケットボールクラブ)は、現役を続けながら未来への種まきを進めている。障がいを持つ子どもたちにスポーツの場を提供することに尽力。次世代の環境を整え、競技力の底上げを目指している。
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大学受験で日本代表を辞退「今じゃない」 考えた家族の負担、53歳のいま胸を張る高校時代の決断【車いすバスケ】
2025.02.02目前に迫った夢を捨てるのは難しい。車いすバスケットボールでパラリンピックに4大会連続出場した53歳の大島美香(ワールドバスケットボールクラブ)は、高校時代に憧れの日本代表入りを断った。大学受験に専念し、自立した生活基盤をつくることを優先。のちに2000年シドニー大会で銅メダルを獲得したが、進路選択の背景には家族への思いと夢を諦めない信念があった。
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「こんなに難しいのか」の衝撃から10年 健常者で車いすバスケにハマった理由「障がいは関係ない」
2025.02.01健常者として障がい者スポーツの魅力にハマった人がいる。車いすバスケットボールの天皇杯が1月31日、東京体育館で開幕。岡山ウィンディア(中国ブロック1位)の門屋明秀(4.5)は、伊丹スーパーフェニックス(近畿ブロック1位)戦に40分間フル出場。普段は理学療法士(PT)の31歳には、10年以上に渡って熱中する理由がある。
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思春期に「絶望」した少女が車いすバスケで見つけた居場所 古野祥子はなぜ、男子相手に戦うのか
2025.02.01車いすバスケットボールの天皇杯が31日、東京体育館で開幕し、神戸STORKS(西日本2次予選2位)は長野車椅子バスケットボールクラブ(甲信越1位)に32-49で敗れ、1回戦敗退となった。女子選手の古野祥子(4.5)はチーム2位の38分15秒出場で4得点、5リバウンド。思春期に一度絶望を味わった39歳は、男子に混じってプレーすることで常に成長を目指している。