[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

超ヤセ型が“細マッチョ”になる方法 筋肉を諦める前に知るべき「3つの掟」とは

過去の自分よりもいい体になることはできると岡田氏は話す【写真:編集部】
過去の自分よりもいい体になることはできると岡田氏は話す【写真:編集部】

1日も早い成長を望むなら、ジムで重りを担ぐ方がいい

 食えない人は、1回に食べられる量に限界があります。1日トータルの食事量を増やす方法としては、少量の食事を1日5回程度食べるなど、回数を増やすしかありません。まずは1日で、体重1キロあたり1.5~2グラムのたんぱく質と「たくさん」の炭水化物を食べることを目標にしましょう。また、脂質が多いと胃がもたれてさらに食べられなくなります。たんぱく質は低脂肪、油の少ない料理を中心に食べたほうがいいでしょう。

 さて、現在、自重トレーニングを続けているとのことですが、1日も早い成長を望むのであれば、ジムで重りを担ぐ方がいいです(重りを扱えないほど筋力がない場合は、自重で体を作ってからでもいい)。

 そして、ジムではできるだけシンプルな種目をやる。ベンチプレス、デットリフト、スクワット、ベントオーバーローイング、懸垂(またはラットプルダウン)。あとはショルダープレス、バーベルカール、ナローベンチプレス、そして腹筋。これで十分です。これらの種目を1日半分、翌日半分、1種目10回3セットずつ続けてください。これだけでも、しっかりやり込めばかなりデカくなります。シンプルな種目を丁寧に、濃密に行い、自分の限界と重りに立ち向かってください。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

1 2 3

岡田 隆

1980年、愛知県生まれ。日体大准教授、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、理学療法士。16年リオデジャネイロ五輪では、柔道7階級のメダル制覇に貢献。大学で教鞭を執りつつ、骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌などメディアでも活躍。トレーニング科学からボディメーク、健康、ダイエットなど幅広いテーマで情報を発信する。また、現役ボディビルダーでもあり、2016年に日本社会人ボディビル選手権大会で優勝。「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」「HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」(ともにサンマーク出版)他、著書多数。バズーカ岡田公式サイトhttps://bazooka-okada.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
DAZN
Lemino
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集