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筋トレの効果を引き出す「睡眠」 良質な眠りは「お酒、食事、就寝前の行動」にあり

筋肉が成長するためには成長ホルモンの分泌を促す良質な睡眠が必要

「いやいや、細マッチョになったら仕事の効率が上がって疲れにくくなったよ」

 もしそうおっしゃる方がいたら、それは運動習慣によって、血圧が下がりやすくなったり、中性脂肪が下がったり、上手く気分転換ができるようになったからかもしれません。それこそ、運動によって体がほどよく疲れ、良質な睡眠が取れるようになったとも考えられます。

 そういう私自身も、自分のトレーニングをする時間が取れず、夜遅くに筋トレを行う日もあります。ところが明らかに目が冴えてしまい、眠れない。筋肉が成長するためには成長ホルモンの分泌を促す良質な睡眠が必要です。せっかくトレーニングをしても、最大の効果は得られないのではもったいない。最近はなんとかスケジュールを調整し、早めの時間にトレーニングを行うよう心がけています。

 筋トレをしても体はすぐには変わりませんが、1日でもぐっすり眠れた翌朝は、体の調子が劇的に良くなります。逆に良質の睡眠を取れない人は、どんなストレッチや半身浴、マッサージをしても、体は完全には回復できません。

 睡眠は最高の疲労回復法。睡眠時間をしっかり確保して、忙しい師走を乗り切ってください。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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